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2025年1月24日
2025年1月20日から23日の計4日間、日本国特許庁(JPO)は、独立行政法人国際協力機構(JICA)と共同で、インドネシア知的財産総局(DGIP)の特許審査官らの職員に対し、特許審判実務及び特許品質管理に関する研修をJPOにて実施しました。
JPOからは、審判と品質管理の担当者がそれぞれ講師として講義を行いました。DGIPからは特許審査官及び特許審判委員会ワーキングチームの法制担当職員、計8名が受講生として参加しました。
受講生は、講義の受講に加え、グループディスカッションを通じ課題に取り組むことで、審判制度及び特許品質管理に関する知見を深めました。受講生からは、「担当者との質疑応答を通じて、具体的な業務についての理解がより深まった」といった声が聞かれました。
今後もJPOは、JICAと協力し、インドネシアをはじめ、我が国企業のさらなる事業展開が見込まれる新興国の審査官等に対して、実務面での協力を行い、各国知財庁での審査・審判制度の整備や特許審査の品質管理の向上に向け、支援をしてまいります。
集合写真
講義の様子
[更新日 2025年1月31日]