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2025年2月4日
特許庁は、日本各地を訪問し、ビジネスにおける知財の活用をサポートするイベント「つながる特許庁」を、令和6年度は全国9都市で開催します。
第4回は「事業承継から考える新たな一歩」をテーマに山梨県甲府市で11月1日(金曜日)に開催し、現地会場では延べ239名、オンラインでは296名に参加いただきました。続く、日本弁理士会主催の交流会では45名が出席されました。
セッション1では、株式会社DG TAKANO代表取締役社長 高野 雅彰氏に「事業承継の最前線を語る」について御講演いただきました。 聴講者からは、「経営的なビジネス・商品開発面で継承視点の変革が参考になった」「自社の事業承継から承継後の事業発展について貴重な話を伺うことができた」といった感想が寄せられました。
セッション2では、笹一酒造株式会社 代表取締役社長 天野 怜氏に「海外を見据えた事業革新」について御講演いただきました。 聴講者からは、「自社の企業価値、海外戦略などの事業革新をしていく姿が勉強になった」「海外への事業展開の参考になった」といった感想が寄せられました。
セッション3では、特許庁普及支援課の高田 龍弥がモデレーターを務め、県内企業3社をパネリストにお招きし、「私たちが考える事業承継と知財戦略」をパネルディスカッション形式で御議論いただきました。 聴講者からは、「各社の事業承継の実状や知財戦略について聞けて大変勉強になった」「経営に関する裏話が大変面白かった」といった感想が寄せられました。
特許庁 審判部長 田村 聖子
山梨県 産業政策部長 有泉 清貴氏
【モデレーター】
【パネリスト】
セッション終了後には、日本弁理士会主催の交流会を実施いたしました。
特許庁広報室が作成しているパネルや、地域団体商標に関する関東経済産業局のパネルを展示しました。また、特許庁が実施する中小企業等支援施策パンフレットをはじめ、独立行政法人工業所有権情報・研修館(INPIT)が作成したパンフレット等を配布しました。
[更新日 2025年2月4日]