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2025年3月21日
特許庁は、日本各地を訪問し、ビジネスにおける知財の活用をサポートするイベント「つながる特許庁」を、令和6年度は全国9都市で開催しています。
今年度最後の第9回は「地域資源×ブランディング~宮古島及び伊良部島の活性化に向けた取組~」をテーマに沖縄県宮古島市で2月26日(水曜日)に開催し、現地会場では延べ251名、オンラインでは216名に参加いただきました。続く、日本弁理士会主催の交流会では56名が出席されました。
セッション1では、株式会社カルティベイト代表取締役 開 梨香氏と沖縄県よろず支援拠点チーフコーディネーター 上地 哲氏に「地域資源を見つけるポイント」について対談いただきました。
聴講者からは、「「宝物は足元にある」という言葉が印象的で、魅力ある地域資源の探し方について学べた」「地域に密着した登壇者の話が興味深く、ブランディングの重要性について理解できた」といった感想が寄せられました。
セッション2では、一般社団法人デザインイノベーションおきなわ(DIO)代表理事 神里 僚子氏に「みんなでつくる地域ブランディング ~地域の魅力を形に/伊良部島の実践から~」について講演いただきました。
聴講者からは、「地域ぐるみでブランディングを行う価値や重要性について学べた」「課題解決のヒントはいつも足もとにあると実感できた」といった感想が寄せられました。
セッション3では、沖縄国際特許商標事務所所長(弁理士)大久保 秀人氏、パネリストに島内企業3社をお招きし、「地域資源の活用 × ブランディング」についてパネルディスカッション形式で議論いただきました。セッション3の最後には、伊良部島地域ブランディングで募集していたキャッチコピーの投票結果も発表され、「島を漕ぐ 伊良部島」に決定しました。
聴講者からは、「地元企業の方々からの話が面白く、ブランディングには現地の協力が大切だと改めて実感した」「実体験に基づく話からパネリストの情熱が非常に伝わってきた」といった感想が寄せられました。
特許庁 審査第四部長 油科 壮一
宮古島市長 嘉数 登氏
【モデレーター】
【パネリスト】
伊良部島地域ブランディングのキャッチフレーズ発表の様子
セッション終了後には、日本弁理士会主催の交流会を実施いたしました。
特許庁広報室が作成しているパネルや、地域団体商標に関する沖縄総合事務局のパネルを展示しました。また、特許庁が実施する中小企業等支援施策パンフレットをはじめ、独立行政法人工業所有権情報・研修館(INPIT)が作成したパンフレット等を配布しました。
[更新日 2025年3月31日]