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2025年9月25日
2025年9月16日に、五庁審判部ハイレベル会合が開催されました。日米欧中韓の五庁による同会合は、中国国家知識産権局(CNIPA)のホストの下、世界知的所有権機関(WIPO)をオブザーバーに迎え、中国の福州において開催されました(米国商標庁(USPTO)とWIPOはオンライン参加)。日本国特許庁(JPO)からは野仲審判部長が出席しました。
本会合では、各庁審判部から各国の審判制度や運用、最新動向が紹介されるとともに、審判部での業務の効率化に関して意見交換しました。JPOからは、審判手続のデジタル化や審判システムの刷新等について紹介しました。
さらに、翌日2025年9月17日に、CNIPA主催のユーザーセミナーが開催されました。本セミナーでは、五庁審判部の代表者がそれぞれ登壇し、各庁審判部の取組について紹介しました。参加ユーザーからは多くの質問がなされ、各国審判制度への関心の高さが示されました。
庁審判部ハイレベル会合の集合写真
(左から順に、ソ審判院長(KIPO)、野仲審判部長(JPO)、
ガオ部長(CNIPA)、グリチカ部門長(EPO))
野仲審判部長
写真提供:CNIPA
ユーザーセミナーの様子
[更新日 2025年9月25日]