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特許庁は、日本各地を訪問し、ビジネスにおける知財の活用をサポートするイベント「つながる特許庁」を、令和7年度は全国9都市で開催します。
第1回は「万博と知財 ~二度の大阪万博を比較して知財の役割の変遷を考える~」をテーマに大阪市で9月4日(木曜日)に開催し、現地会場では延べ321名、オンラインでは447名にご参加いただきました。続く、日本弁理士会主催の交流会では77名が出席されました。
セッション1では、ダイキン工業株式会社 知的財産部長の安部 剛夫氏に「今企業経営における知財の進化 ~1970年から2025年へ、価値創造の歩み~」について御講演いただきました。
聴講者からは、「時代潮流に応じた知財の在り方を考える契機となった」、「万博の変遷と知財の進化の話がとても参考になった」といった感想が寄せられました。
セッション2では、大阪商工会議所副会頭・株式会社ユニオン 代表取締役社長 立野 純三氏に「地域産業と万博:知財でつなぐ未来」について御講演いただきました。
聴講者からは、「知的財産を正しく守り共有するための施策を通じて共創の輪を広げながら技術やアイデアの発展を続けている姿が心に残った」といった感想が寄せられました。
セッション3では、株式会社シクロ・ハイジア代表取締役CEOの小林 誠氏がモデレーターを務め、3名のパネリストをお招きし、「知財の役割の変遷~二度の万博を比較して~」をパネルディスカッション形式で御議論いただきました。
聴講者からは、「知財の用語を身近な言葉に置き換えて関心を持ってもらうことが重要であると感じた」といった感想が寄せられました。
特許庁 特許技監 安田 太
大阪府商工労働部 中小企業支援室 室長 元木 一典 氏(吉村知事の代読)
大阪商工会議所副会頭・株式会社ユニオン 代表取締役社長 立野 純三 氏
【モデレーター】
【パネリスト】
セッション終了後には、日本弁理士会主催の交流会を実施いたしました。
交流会(日本弁理士会主催)
特許庁広報室が作成しているパネルや、特許庁国際協力課が作成している模倣品対策に関するパネルを展示しました。また、特許庁が実施する中小企業等支援施策パンフレットをはじめ、独立行政法人工業所有権情報・研修館(INPIT)が作成したパンフレット等を配布しました。
パネル展示
パンフレット展示
[更新日 2025年10月6日]