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特許庁は、日本各地を訪問し、ビジネスにおける知財の活用をサポートするイベント「つながる特許庁」を、令和7年度は全国9都市で開催します。
第2回は「デザインの力で青森を彩る!~価値と魅力の探求へ~」をテーマに青森市で9月19日(金曜日)に開催し、現地会場では延べ284名、オンラインでは296名にご参加いただきました。続く、日本弁理士会主催の交流会では49名が出席されました。
セッション1では、株式会社IPディレクション 代表取締役 弁理士の土生哲也氏をモデレーターに迎え、青森県知事宮下宗一郎氏、特許庁河西長官で「デザインの力~デザインで企業と地域を活性化~」をテーマに対談を行いました。
聴講者からは、「青森県がデザインにより前向きに取り組もうとする姿勢を確認できた」といった感想が寄せられました。
セッション2では、株式会社ドール 代表取締役社長CEO 青木 寛氏から「フルーツでスマイルを。〜人とつながるドールブランドを目指して〜」について御講演いただきました。
聴講者からは、「ドールの企業内の雰囲気から変えていったこと、小さなことからチャレンジしていったことがよく分かった」、「外部を巻き込む方法が面白かった」といった感想が寄せられました。
セッション3では、株式会社IPディレクション 代表取締役 弁理士の土生哲也氏に「想いを形にするデザインの力、固有の事業の礎となる知財の力」をテーマで御講話いただき、続いて同氏がモデレーターを務め、弘前シードル工房 kimori 代表 高橋 哲史氏、有限会社リンゴミュージック所属 アーティスト ジョナゴールド氏、株式会社クロックアップ 代表取締役 中村 公一氏、有限会社みなみや 取締役 南谷 悦臣氏の4名のパネリストをお招きし、「デザインの力で地域資源の付加価値を高めるには」をテーマにパネルディスカッション形式で御議論いただきました。
聴講者からは、「知財の基本的な考え方、新しい考え方を得ることができました」、「知財=らしさということが、知財を自分事として考える、よいきっかけになったと思った」といった感想が寄せられました。
特許庁 長官 河西 康之
青森県知事 宮下 宗一郎 氏
【講師・モデレーター】
【パネリスト】
セッション終了後には、日本弁理士会主催の交流会を実施いたしました。
交流会(日本弁理士会主催)
特許庁広報室が作成しているパネルや、特許庁国際協力課が作成している模倣品対策に関するパネルを展示しました。また、特許庁が実施する中小企業等支援施策パンフレットをはじめ、独立行政法人工業所有権情報・研修館(INPIT)が作成したパンフレット等を配布しました。
パネル展示
パンフレット展示
[更新日 2025年10月14日]