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2025年12月3日
2025年11月12日、日本国特許庁(JPO)は、ブラジル産業財産庁(INPI)とともに、「大西洋-太平洋地域における使用による商標の識別力の獲得と非伝統的商標の審査基準」をテーマに、フォローアップセミナーをブラジルのリオデジャネイロで開催しました。
今回のセミナーには、ブラジル産業財産庁職員や法律事務所、大学・研究機関等の知財関係者約80名が参加しました。ブラジルでは、11月28日に「使用による識別力」に関する規則改正が施行され、審査マニュアルも改訂中であることから、本セミナーは実務的な内容であると高く評価され、活発な質疑が行われました。
また、本セミナーは、日本ブラジル友好交流年(外交関係樹立130周年)を記念するイベントとしても開催され、日本ブラジルの長年にわたる友好・協力関係を象徴するものとなりました。
JPOは、今後もブラジルなどの諸外国の知財環境の整備・改善を支援することで、知的財産権が迅速・円滑に確保され適切に保護される環境整備を進めてまいります。
開会式
開会挨拶の様子
(INPI:ローレンソINPI商標・意匠・地理的表示部長(左)、JPO:貝沼国際協力課地域協力室長(右))
講演・質疑応答の様子
総括セッション
セミナーの様子
[更新日 2025年12月3日]