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特許庁は、日本各地を訪問し、ビジネスにおける知財の活用をサポートするイベント「つながる特許庁」を、令和7年度は全国9都市で開催します。
第5回は、「Deep Techスタートアップの勝ち筋戦略~東大発のユニコーン企業が実践した成長戦略×知財戦略~」をテーマに那覇市で11月19日(水曜日)に開催し、現地会場では延べ227名、オンラインでは248名にご参加いただきました。続く、日本弁理士会主催の交流会では40名が出席されました。
セッション1では、株式会社ケイエスピー 代表取締役社長 窪田 規一氏に「Deep Techスタートアップを成功に導くためのポイント」について御講演いただきました。
聴講者からは、「スタートアップの実例から、ビジネスと知財の関係をわかりやすく説明していただいた」「特許はビジネスモデルを守るために逆算して出すべきという考え方を知れた」「スタートアップの知財戦略(コア特許)の重要性を知ることができた」といった感想が寄せられました。
セッション2では、株式会社ケイエスピー 取締役 成田 真一氏に「Deep Techスタートアップを成長軌道にのせた知財戦略とは?~ペプチドリーム誕生と成長~」について御講演いただきました。
聴講者からは、「大学側の視点から、知財とビジネスモデルの利用関係をわかりやすく説明いただいた」「大学との連携の重要性を認識できた」「大学の研究の知財化への取りくみの話はきちょうだった」といった感想が寄せられました。
セッション3では、公益財団法人 沖縄科学技術振興センター 研究部長兼特任コーディネーター 具志堅 清明氏がモデレーターを務め、株式会社ケイエスピー 代表取締役社長 窪田 規一氏、株式会社ケイエスピー 取締役 成田 真一氏、弁理士法人レクシード・テック パートナー弁理士 南野 研人氏の3名のパネリストをお招きし、「沖縄のDeep Techスタートアップを成功に導くための知財戦略」をテーマにパネルディスカッション形式で御議論いただきました。セッションの終盤には「パネリストに聞いてみよう!」と題し、会場の参加者がパネリストへ直接質問や相談ができるコーナーを設けました。
聴講者からは、「経営と知財の関係が理解できた」「経営パートナー、共同研究パートナーとの信頼構築が重要と認識できた」といった感想が寄せられました。

特許庁 審査第三部長 諸岡 健一

沖縄県 商工労働部産業振興統括監 嘉数 裕幸氏
株式会社ケイエスピー 代表取締役社長 窪田 規一氏

株式会社ケイエスピー 取締役 成田 真一氏

【モデレーター】
公益財団法人 沖縄科学技術振興センター 研究部長兼特任コーディネーター 具志堅 清明氏

【パネリスト】
株式会社ケイエスピー 代表取締役社長 窪田 規一氏

株式会社ケイエスピー 取締役 成田 真一氏

弁理士法人レクシード・テック パートナー弁理士 南野 研人氏


【特許庁・INPITの施策紹介】

特許庁総務部企画調査課 湊 和也
【閉会挨拶】

内閣府沖縄総合事務局経済産業部長 長嶺 さおり
セッション終了後には、日本弁理士会主催の交流会を実施いたしました。

交流会(日本弁理士会主催)
特許庁広報室が作成しているパネルや、特許庁国際協力課が作成している模倣品対策に関するパネルを展示しました。また、特許庁が実施する中小企業等支援施策パンフレットをはじめ、独立行政法人工業所有権情報・研修館(INPIT)が作成したパンフレット等を配布しました。

パネル展示

パンフレット展示
[更新日 2025年12月9日]