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「グローバル知財戦略フォーラム2026」を開催しました

2026年3月17日

特許庁は、2026年2月10日に、独立行政法人工業所有権情報・研修館(INPIT)と共催で、「グローバル知財戦略フォーラム2026」を開催しました。本フォーラムは、経営や知財戦略に関する最新のトピックをご紹介し、経営戦略と連携した知財戦略の構築に役立てていただくことを目的としております。

今回は、現地会場及びライブ配信のハイブリッドで開催し、合わせて2,000名を超える方々にご参加いただきました。

本フォーラムの午前中のプログラムでは、特許庁安田特許技監からの開会挨拶の後、2つの基調講演を行いました。1つ目の基調講演では、株式会社アシックス代表取締役会長CEOの廣田様をお迎えし、「アシックスの経営改革と知財戦略」について、経営者の視点から知財の貢献、知財部の役割や知財活用における今後の展望などについて御講演いただきました。2つ目の基調講演では、株式会社村田製作所代表取締役社長CEOの中島様より、「経営戦略における知財の活用 ~ボリュームゾーンから逃げない~」と題し、企業成長を牽引する経営・技術戦略や、それを支える知財戦略の重要性などについて御講演いただきました。

午後は、パネルディスカッションとワークショップを、それぞれ2回ずつ並行して合計4つのイベントを開催しました。最初のパネルディスカッションでは、よろず知財戦略コンサルティング代表の萬様をモデレーターに迎え、島津製作所の阿久津様、エイターリンク株式会社の羽矢崎様、iCraft法律事務所の内田様をお招きし、生成AIが企業における知財業務をどう変えるのか、企業での先進的な取り組み事例や活用のポイント、押さえておきたい法的論点などをお話しいただきました。また、最後のパネルディスカッションでは、株式会社シクロ・ハイジアの小林様をモデレーターとし、三和酒類株式会社の林様、株式会社ニデックの石井様、Heartseed株式会社の太田様、マルハニチロ株式会社の初谷様にご登壇いただき、それぞれの企業において、知財部門を戦略部門へ変革した取り組み、具体的には、知財部門変革の取り組みの背景や、課題をいかに克服したか等について、実体験を交えてお話しいただきました。さらに今年度初の試みであったワークショップでは、INPITの知財戦略エキスパートが講師として、営業秘密の漏洩リスクや海外展開に伴う知財リスクを題材に、実務に即したケーススタディを通じ、情報管理体制の重要性や現地制度・文化に起因する課題とその対応策について学びの場を設けました。

最後に、INPIT渡辺理事長からの閉会挨拶をもって、本フォーラムは盛会のうちに終了しました。

本フォーラムがご参加された皆様のさらなる知財・無形資産活用による企業価値向上の一助になれば幸いです。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
 

(写真1)基調講演1 - 株式会社アシックス 廣田 康人 代表取締役会長CEO
基調講演1
株式会社アシックス 廣田 康人 代表取締役会長CEO

(写真2)基調講演2 - 株式会社村田製作所 中島 規巨 代表取締役社長CEO
基調講演2
株式会社村田製作所 中島 規巨 代表取締役社長CEO

(写真3)パネルディスカッション1「知財業務におけるAI活用の最新動向」
パネルディスカッション1「知財業務におけるAI活用の最新動向」

(写真4)パネルディスカッション2「知財部の変革者が語る実践事例」
パネルディスカッション2「知財部の変革者が語る実践事例」

(写真5)ワークショップ1「営業秘密の漏洩を防ぐ:基礎知識とケーススタディ」
ワークショップ1「営業秘密の漏洩を防ぐ:基礎知識とケーススタディ」

(写真6)ワークショップ2「海外展開に伴う知財リスクに関するケーススタディ」
ワークショップ2「海外展開に伴う知財リスクに関するケーススタディ」

[更新日 2026年3月17日]