ホーム> 資料・統計> 刊行物・報告書> 地域・中小企業に関する調査報告書> 令和6年度中小企業の知財活用及び金融機能活用による企業価値向上支援事業(中小企業等の財務状況と知財の関連性に関する調査研究)報告書について
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令和7年12月
特許庁総務部普及支援課
競争力の源泉としての知財・無形資産の重要性が高まっている中、企業が知財・無形資産の活用戦略を開示し、金融機関の適切な評価を受け、企業価値の向上につながるような仕組みの構築が重要となっています。
そのような背景のもと、特許庁では、地域金融機関が、中小企業の事業内容や成長可能性を、知財に着目して理解し評価した上で、事業や経営の支援を行うこと(知財金融)を促進する知財金融事業を実施しています。
また、地域金融機関にとって身近な財務分析情報と知財との関連性について、これまで分析しきれていなかった様々なデータを分析し可視化することは、地域金融機関に知財金融の有用性をより理解してもらう上で有効と考えられます。
そこで、中小・中堅企業の財務状況と知財との関連性について分析し可視化を試みるため、調査事業を実施し、報告書にまとめました。
なお、知財の活用により企業価値を高めた結果、中小企業から中堅企業へと企業成長することも視野に入れ、中小企業のみならず中堅企業も分析対象としました。
特許庁として今後の知財金融事業の検討のための基礎資料として本報告書を活用するとともに、本報告書が、地域金融機関及び中小企業における知財活動の一層の推進に向けて活用されることを期待しております。
[更新日 2025年12月4日]
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