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令和元年度 特許審査の質についてのユーザー評価調査報告書

令和元年9月30日

特許庁調整課品質管理室

世界最高品質の特許審査を実現するには、特許審査に対するユーザー(出願人や権利を行使される第三者等)のニーズや期待を適切に把握した上で、その質の維持・向上のための取組を継続することが不可欠であるとの認識のもと、特許庁では平成24年度より、特許審査の質についてのユーザー評価調査を実施しております。

今般、令和元年度のユーザー評価調査アンケートの集計結果及びそれに基づく分析について報告書にまとめましたのでお知らせいたします。今回の調査でも、これまでの調査と同様、概ね9割という非常に高い回答率でユーザーの皆様から回答をいただきました。ご協力いただいたユーザーの皆様には、この場を借りて御礼申し上げます。

令和元年度の調査では、特許審査の質全般に対して93.7%のユーザーの皆様から「普通」以上の評価(5段階評価の3以上)をいただきました。また、国際特許(PCT)出願の国際調査等の質全般に対して97.4%のユーザーの皆様から「普通」以上の評価をいただきました。

また、昨年度優先項目として協議や決裁の充実等の取組を継続している「判断の均質性」では、85.7%のユーザーの皆様から「普通」以上の評価をいただき、評価の平均値も向上していることが分かりました。

今年度の調査結果から、品質管理室では「判断の均質性」に加え、「第29条第2項(進歩性)の運用」を重点的に取り組むべき項目と設定しました。今後も引き続き、審査官間の協議や管理職による審査結果の確認(決裁)の充実化を通じて、審査官間の判断の均質性の向上と、審査に関する知識の共有に努めてまいります。

特許庁は、引き続き審査の質の維持・向上に努めてまいります。

[更新日 2020年5月8日]

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