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令和3年度意匠審査の質についてのユーザー評価調査報告書

令和3年10月20日
特許庁意匠課

意匠審査の質に対するユーザーの要請に応えるためには、法令・審査基準等に従い適切な審査を行うことはもとより、出願人や権利を行使される第三者を含めた様々なユーザーのご意見を的確に把握し、常に改善を図っていくことが必要となります。このため特許庁では、平成27年度から意匠審査の質についてのユーザー評価調査を実施しております。

今般、令和3年度のユーザー評価調査アンケートの集計結果及びそれに基づく分析を報告書にまとめましたのでお知らせいたします。今回の調査はオンラインアンケート形式で実施し、概ね9割という非常に高い回答率でユーザーの皆様から回答をいただきました。ご協力いただいたユーザーの皆様には、この場を借りてお礼申し上げます。

令和3年度の調査では、意匠審査全般の質に対する「普通」以上の評価は94.2%(前年度比2.3ポイント減)、上位評価割合が67.7%(前年度比3.3ポイント増)でした。

また、意匠審査全般の質に関する個別項目の「面接、電話等における審査官とのコミュニケーション」の上位評価割合は77.9%(前年度比5.2%増)であり、重点的に取り組んできた「判断の均質性」、「拒絶理由通知等の記載」では肯定的な評価がそれぞれ、51.4%(前年度比1.0ポイント増)、66.9%(前年度比7.2ポイント増)でした。

今年度の調査結果から、「判断の均質性」、「専門知識レベル」を今後特に注力すべき項目としました。案件協議等を通じた審査官間の判断の均質性の向上と、オンライン展示会への参加等により専門知識レベルの向上に努めてまいります。

特許庁は、引き続き意匠審査の質の維持・向上に努めてまいります。

令和3年度意匠審査の質についてのユーザー評価調査報告書(PDF:1,285KB)

[更新日 2021年10月20日]

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