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仮想空間において用いられる画像の意匠登録出願に関するガイドブック

令和元年意匠法改正により物品から離れた画像自体にまで保護対象が拡充されましたが、その後、急速に発展したメタバース等の仮想空間で用いられる画像の中には、これまでの一般的な画像とは異なる性質を備えたものが多く見られるようになりました。そこで2023年9月に開催された「第23回意匠審査基準ワーキンググループ」において、仮想空間で用いられる画像の存在をふまえて、現行意匠法における画像意匠として保護可能な範囲について基本的な考え方を整理し、意匠審査基準を明確化いたしました。そして、今般、メタバース上のデザインを行うクリエイター等、新たに意匠登録出願を検討される方に向けて、仮想空間上の画像デザインの図例を用いて意匠登録出願についてご案内するガイドブックを作成いたしました。

本ガイドブックでは、意匠法の保護対象である画像の意匠として、認められる画像と認められない画像を事例形式で紹介するほか、画像意匠の出願の願書と図面の記載方法についても説明しております。画像意匠の意匠登録出願を行う際に是非ご参照いただきたく、多くの皆様にご活用いただけますと幸いです。

資料のポイント

  • 「仮想空間において用いられる画像でも意匠法によって保護可能なものがある!」
  • 「画像意匠の出願の願書と図面の記載方法は?」
  • 「意匠法の保護対象として認められる画像と認められない画像を事例形式でご紹介!」

仮想空間において用いられる画像の意匠登録出願に関するガイドブック(PDF:2,714KB)

資料より抜粋

(図1)仮想空間内のデザインについて、「画像」の意匠として意匠登録を受けられる可能性がある

(図2)出題例2:画像が立体的なものである場合

(図3)意匠法の保護対象となる画像と認められる例

[更新日 2024年8月21日]

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