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令和4年6月
特許庁
特許庁は、標準必須特許を巡る紛争の未然防止及び早期解決を目的とする「標準必須特許のライセンス交渉に関する手引き」を改訂しました。
本手引きは、無線通信の分野などにおける標準規格の実施に必要な特許である標準必須特許のライセンス交渉に関する透明性・予見可能性を高め、特許権者と実施者との間の交渉を円滑化し、紛争の未然防止及び早期解決を目的とするものとして、2018年に策定されたものです。
本手引きの改訂にあたっては、2021年度に有識者による検討会を立ち上げ、国内外の約40者にヒアリングを実施する調査研究を実施して、改訂案を検討しました。その後、2022年初夏に、改訂案に対するパブリックコメントを募集し、国内外から約20件のコメントが寄せられました。その他、5月には本改訂案に係る「標準必須特許シンポジウム2022」も開催し、産業界、学界、法曹界の専門家から有益なコメントや意見を頂きました。
このように、本手引きは、標準必須特許の議論に携わる方々と共に作成されたものです。
標準必須特許のライセンス交渉を巡る状況が大きく変化している中、本手引きが、常に進化し、「生きた」手引きであり続けるため、オープンで透明性の高い手続で、随時見直しを行っていきます。
頂いた御意見と回答をまとめております。「関連する段落番号」については、下記の改訂案からの変更履歴を御参照ください。
改訂案からの変更履歴は下記のファイルを御覧ください。
[更新日 2022年7月19日]
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