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平成30年6月
特許庁
特許庁は、標準必須特許を巡る紛争の未然防止及び早期解決を目的とする「標準必須特許のライセンス交渉に関する手引き」を公表しました。
本手引きは、無線通信の分野などにおける標準規格の実施に必要な特許である標準必須特許のライセンス交渉に関する透明性・予見可能性を高め、特許権者と実施者との間の交渉を円滑化し、紛争の未然防止及び早期解決を目的とするものです。
本手引きの策定に当たっては、平成29年9月29日から11月10日まで提案募集を行い、国内外から約50件の提案が寄せられました。また、手引き案について、平成30年3月9日から4月10日までパブリックコメントの募集を行い、国内外から約50件のコメントが寄せられました。その他、各国の政府機関や国内外の産業界、学界、法曹界等の方々とも意見交換を行い、有益なコメントや意見を頂きました。本手引きの内容は、これらの提案やコメント等に負うところが大きいです。
標準必須特許のライセンス交渉を巡る状況が大きく変化している中、本手引きが、常に進化し、「生きた」手引きであり続けるため、オープンで透明性の高い手続で、随時見直しを行っていきます。
[更新日 2018年6月5日]
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