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インターネット出願における字形表示の差違

平成24年6月

インターネット出願ソフトVer.[i1.74]から、国際出願のPDFを作成する際のフォントがMSフォント(JIS X 0208)からIPAフォント(JIS X 0213)に変更されました。

これに伴い、WindowsXPでエディタやWordなどにJIS X 0208対応のフォントが選択されている場合は、ビューア表示(PDF表示)において、一部の漢字の表示に差異が生じます。これらの漢字は、字形は異なるものの、文字コードは同じであるため、国際事務局及び特許庁はこれらを同じ文字として扱います。

したがって以下の点について御注意ください。

  1. 国際公開PDFはIPAフォントで表示されます。
  2. 出願後に例えば、「二点之の「つじ」」を「一点之の「つじ」」に変更する届出(PCT規則92の2.1に基づく氏名変更届等)を提出しても、国際事務局及び特許庁は記録の変更をしません。同じ文字として扱うので、記録の変更を届け出る必要はありません。
  3. 特許庁では、インターネット出願ソフトの国際出願機能はIPAフォントを、その他はMSフォント(JIS X 0208)を採用しています。そのため、各書類やビューア表示において、漢字の字形が異なることがあり得ますが、特許庁は同じ文字として扱っており、当該字形表示の差異で出願人が不利益を被ることはありません。

字形が異なる漢字の詳細については、電子出願ソフトサポートサイトの「よくあるQ&A 国際出願」(外部サイトへリンク)を御覧ください。

字形表示に差違が生じる例

二点之「つじ」

(二点之の「つじ」)

JIS X 0213

一点之「つじ」

(一点之の「つじ」)

JIS X 0208

[更新日 2017年9月22日]

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