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令和5年6月28日
調整課審査基準室
特許庁では、平成13年度より、判断の客観性・透明性を担保するために、特許査定時に特許メモを作成・提供してきました。一方で、運用開始から20年以上が経過し、その間、特許メモの運用当初には存在していなかった品質管理システムが平成19年度から導入され、特許査定を含む審査における判断の妥当性(客観性)を担保し、チェックするための体制が順次整備されてきました。加えて、特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)などによる包袋情報を含む特許情報の提供・普及が進んだことから、特許メモの作成有無にかかわらず、透明性を担保するための環境も一定程度整ったといえます。
このような状況の変化を踏まえて、令和5年6月30日をもって特許メモ作成を終了します。
また、特許メモ作成の終了に伴い、特許・実用新案ハンドブックを改訂し、「特許メモ」に関する記載を削除します。
今後も特許庁は環境変化に応じて運用を見直しつつ、皆様に適切なサービスを提供していきます。
※ 項目の削除
※ 特許メモに関する記載の削除
※ 特許メモに関する記載の削除
[更新日 2023年6月28日]