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2013年10月22日、特許庁は、日米欧中韓の商標五庁(TM5)の協力枠組みにおいて、我が国がリードして取り組んでいる「悪意の商標出願対策プロジェクト」の一環として、「第1回悪意の商標出願セミナー」を開催しました。
本セミナーは、他人の商標が当該国で登録されていないことを奇貨として、不正な目的で第三者が当該商標を出願する、いわゆる「悪意の商標出願」について、5ヵ国の実務担当者同士が、制度・運用の対応状況について意見交換するとともに、各国の悪意の商標出願に関する問題に向けた最新の取組状況について情報提供を図ることを目的とするものです。
セミナー当日は、企業、弁理士、弁護士等、多数のユーザーの皆様にご参加いただき、また、参加者からは、本セミナーでは、各国における悪意の商標出願への最新の対応状況について議論を聞くことができ、大変有意義であった旨の感想を多数いただきました。
特許庁は、国内ユーザーの関心の高い本問題に引き続き対応するため、TM5の枠組みにおいて本プロジェクトをリードし、各国の制度・運用に関する情報交換を行うとともに、ユーザーの皆様への情報提供を図ってまいります。
[更新日 2014年6月13日]