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ミャンマー商務省でフォローアップセミナーが開催されました

2021年2月1日

日本国特許庁は1996年以来、「産業財産権人材育成協力事業」を通じ途上国の知財庁等に対し研修を提供しています。これだけでなく、日本の研修を受けた者に対する研修成果の持続・フォローアップ・研修生間の連携をはかり、各国国内における知的財産権制度の普及・啓発を支援することを目的として、日本国特許庁及び研修修了生が所属する国の知財庁との共催による「フォローアップセミナー」を開催しています。
2021年1月29日、「経済発展に知的財産制度が果たす役割」をテーマとしたフォローアップセミナーが、日本国特許庁及びミャンマー商業省知的財産局の共催によりオンラインで開催されました。
セミナーにはミャンマー商業省知的財産局職員を始め、ミャンマーの民間企業、法律事務所、大学等の知財関係者が約280名参加しました。
我が国からは特許庁職員や知財専門家が、ミャンマーからは商業省知的財産局職員が講師を務め、知的財産制度が経済発展に重要である点を、我が国の経験及びミャンマーの現状に沿って講義し参加者の理解を深めました。

ミャンマー商業省知的財産局は昨年10月に既存の登録法により登録済の標章、または、ミャンマー国内で実際に使用されている未登録標章に基づく商標出願の優先受付を開始しています。
順次開始される通常の商標出願の受付、意匠出願の受付、特許出願の受付開始を控え、現在、精力的に制度・運用の整備を進めています。
日本国特許庁は、様々な手段を通じ、ミャンマーの継続的・自立的な知財環境の改善、ひいては日本企業の進出に貢献することを目指しています。

産業財産権人材育成協力事業
ミャンマー知的財産庁のソフトオープンセレモニーが開催されました(2020年10月5日)

(写真)ミャンマーフォローアップセミナー「経済発展に知的財産制度が果たす役割」の様子
ミャンマーフォローアップセミナー
「経済発展に知的財産制度が果たす役割」

[更新日 2021年2月1日]