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2021年7月28日
2021年7月5日から16日にかけて、マレーシア知的財産局(MyIPO)の特許審査官に対し、バイオテクノロジー分野とマニピュレータ分野の特許審査実務に関する研修をオンライン形式で実施しました。
日本国特許庁からは、特許審査の実務経験が豊富な審査官である国際研修指導教官3名が、MyIPOからは26名の特許審査官が参加しました。
参加者はオンラインでのライブ講義及びディスカッションに加え、講義時間外に課される課題に取り組むことで、当該分野の特許審査実務の理解を深めました。
MyIPOのMr. Kamal Kormin, Assistant Director General (Technical, Science & Technology)からは「MyIPOは、特許審査の品質向上とその管理に注力している最中です。今回の研修は、参加者にとって非常に有益なものでした。今後もこの研修が継続され、他の様々な技術分野に拡大することを期待しています。」とのコメントがありました。
今後も特許庁は、マレーシアをはじめ、我が国企業の事業展開が大いに見込まれる新興国の審査官に対して、国際研修指導教官による特許審査実務面での協力を行い、各国の審査体制の整備・強化を支援してまいります。
オンライン講義の様子(バイオテクノロジー分野)
オンライン講義の様子(マニピュレータ分野)
閉会式の様子
[更新日 2021年7月28日]