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2022年11月25日
2022年11月2-4,7-11日の計8日間、タイ知的財産局(DIP)の新人特許審査官に対し、審査実務に関する研修を実施しました。また、11月8-11日には、並行して食品分野の審査実務に関する研修を実施しました。
JPOからは、特許審査の審査実務経験が豊富な審査官である国際研修指導教官等4名が講師を務め、DIPからは31名の特許審査官が受講生として参加しました。また、2020年の新型コロナウイルスの感染拡大以降では初めて、国際研修指導教官の現地派遣による対面形式で研修を実施しました。
受講生は対面講義およびグループディスカッションに加え、講義時間外に課される課題に取り組むことで、先行技術調査、JPOの進歩性判断基準(Multi-Factor Reasoning, MFR(※1))等の特許審査実務について理解を深めました。
今後もJPOは、タイをはじめ、我が国企業のさらなる事業展開が見込まれる新興国の審査官に対して、特許審査実務面での協力を行い、各国の審査体制の整備・強化を支援してまいります。
(※1)MFRについて、より詳細には下記リンク先のPDFをご参照ください。
研修の様子
研修の様子
新人向け研修の集合写真
食品分野における研修の集合写真
[更新日 2022年11月25日]