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フィリピン知的財産庁(IPOPHL)の特許審査官等へ審査実務研修を対面形式等で実施しました

2023年3月30日

2023年3月7-10日の計4日間、日本国特許庁(JPO)は、フィリピン知的財産庁(IPOPHL)の特許審査官に対し、IPOPHLから要望のあった、動力機械分野および再生可能エネルギー分野に関する技術分野別研修を実施しました。

特許審査の審査実務経験が豊富な審査官であるJPOの国際研修指導教官1名が講師を務め、JPOの若手審査官1名が研修のサポートを務めました。IPOPHLへ3年ぶりに国際研修指導教官を現地に派遣し、対面形式で研修を実施しました。IPOPHLからは17名の特許審査官が現地会場にて受講生として参加し、13名の特許審査官がリモートでの受講生として参加しました。

受講生はグループディスカッションや課題に取り組むことで、先行技術調査、JPOの進歩性判断基準(Multi-Factor Reasoning, MFR(※1))等の特許審査実務について理解を深めました。受講生からは、「とてもよく準備された講義だった」「対面の場合、わからない点を質問しやすい」といった感想をいただきました。

今後もJPOは、フィリピンをはじめ、我が国企業のさらなる事業展開が見込まれる新興国の審査官に対して、特許審査実務面での協力を行い、各国の審査体制の整備・強化を支援してまいります。

(※1)MFRについて、より詳細には下記リンク先のPDFをご参照ください。

(画像)集合写真
集合写真

(画像)研修の様子
研修の様子

参考リンク