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欧州連合知的財産庁と商標専門家会合を開催しました

2024年3月15日

3月5日及び6日に、日本国特許庁(JPO)は、欧州連合知的財産庁(EUIPO)※1と、商標専門家会合を開催しました。

会合では、両庁における最新動向について情報交換を行いました。日本における商標法改正に関する最新情報についてEUIPOから大きな関心が寄せられたほか、商標分野におけるAI等の新技術活用に向けた両庁の取組について活発な意見交換が行われました。また、今年JPOがホストを務める日米欧中韓の商標五庁(TM5)の枠組みにおける協力プロジェクト※2について議論を行い、今後の協力の方向性について相互理解を深めることができました。

今後もJPOは、両庁の商標制度が、ユーザーにとってより利用しやすいものになるよう、EUIPOとの協力関係を継続してまいります。

※1EUIPOは、欧州連合域内における欧州連合商標や登録共同体意匠の権利付与、知的財産権侵害の監視等の機能を有する広域知的財産庁です。

※2TM5では、五庁間で合意した取組をプロジェクト化し、商標分野における国際協力を推進しています。JPOは「悪意の商標出願プロジェクト」「商標審査を補助する IT ツールプロジェクト」をリードし、EUIPOと共同で「ユーザー参画プロジェクト」をリードしています。

TM5の詳細はこちらを参照

(写真)商標専門家会合の様子
商標専門家会合の様子

[更新日 2024年3月15日]