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意匠五庁(ID5)中間会合及びID5ハーグワークショップを開催しました

2024年5月14日

日本国特許庁(JPO)は、日米欧中韓からなる意匠五庁(ID5)における本年の会合のホスト庁として、ID5中間会合を4月24日にJPO庁舎にて開催しました。

会合では、ID5が推進する既存の10の協力プロジェクトの進め方と、新規提案された2つのプロジェクト案について、議論を行いました。

JPOからは、AIやメタバース等がもたらす意匠制度に関する課題を意匠五庁で共有するため、新たな協力プロジェクト「新技術がもたらす意匠制度の課題」を提案しました。

その後、4月25日から26日に、韓国特許庁(KIPO)及び米国特許商標庁(USPTO)が共同提案した取組であるID5ハーグワークショップを開催しました。

ID5ハーグワークショップでは、ハーグ協定のジュネーブ改正協定に基づいて日米欧中韓を指定した意匠の国際登録出願を取り上げ、各庁の審査における判断の共通点及び相違点について議論を行いました。意匠五庁は、この議論の結果を各庁での今後の審査の運用に活かすことを目指します。

第10回ID5年次会合は、2024年12月12日から13日の日程で箱根において開催される予定です。

JPOは、我が国の優れた意匠が世界でより適切に保護、活用されるための環境の整備に向けて、引き続きID5の取組を進めて参ります。


(画像)ID5中間会合に参加した意匠五庁及びWIPOの代表者(右から3番目:野仲審査第一部長)
ID5中間会合に参加した意匠五庁及びWIPOの代表者
(右から3番目:野仲審査第一部長)

(画像)ID5中間会合の各庁の参加者
ID5中間会合の各庁の参加者

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[更新日 2024年5月14日]