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2024年8月28日
2024年8月5日から7日の計3日間、日本国特許庁(JPO)は、マレーシア知的財産公社(MyIPO)の特許審査官に対し、日本の特許分類(FI・Fターム)を活用した先行技術調査手法に関する研修を実施しました。
特許審査の審査実務経験が豊富な審査官である国際研修指導教官1名が講師を務め、JPOの若手審査官1名が研修のアシスタントを務めました。MyIPOからは20名の特許審査官が受講生として参加しました。
本研修では、受講生は実案件を用いたケーススタディに取り組み、FIやFタームを用いて先行技術調査を実施しました。受講生は、ケーススタディを通じて、効率的・効果的な先行技術調査手法について理解を深めました。受講生からは、「インタラクティブな講義であったため、FIやFタームについてよく理解できた。今後の実務でも活用していきたい。」といった感想をいただきました。
今後もJPOは、マレーシアをはじめ、我が国企業のさらなる事業展開が見込まれる新興国の審査官に対して、特許審査実務面での協力を行い、各国の審査体制の整備・強化を支援してまいります。
集合写真
講義の様子
[更新日 2024年8月28日]