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2025年1月31日
1月22日に、日米欧中韓の商標五庁(TM5)の枠組みにおいて日本国特許庁(JPO)が主導する「悪意の商標出願プロジェクト※」の一環として、悪意の商標出願対策ワークショップを、アルバニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ及び北マケドニアの知財庁職員を対象に開催し、商標審査官等約50名が参加しました。
本ワークショップには、TM5各庁の代表者も参加し、悪意の商標出願プロジェクトの概要や各庁における悪意の商標出願に対する取組について情報交換を行いました。
各庁が悪意の商標出願に対処してきた経験を具体的な事例を交えつつ紹介したことで、活発な議論に繋がり、悪意の商標出願に対する取組の重要性を共有することができました。
今後もJPOは、TM5以外の国・地域の知財庁に対しても悪意の商標出願対策について情報共有を行い、商標権が適切に保護される環境の整備に取り組んでまいります。
※ 悪意の商標出願について、各庁の制度・運用に関する情報交換を行うとともに、ユーザーに対してこれらの情報提供を行うことを目的としている。
ワークショップの様子
ワークショップ参加者の集合写真
[更新日 2025年1月31日]