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2025年10月27日
2025年10月13日から16日の計4日間、日本国特許庁(JPO)は、ラオス商工省知的財産局(DIP)の職員に対し、特許審査実務に関する研修を対面形式で実施しました。本研修は2025年6月11日に合意したJPOとラオスDIPとの間の協力声明に基づくものです。
本研修では、JPOから特許審査の実務経験が豊富な国際研修指導教官を含む2名が講師を務めました。ラオスDIPからは、15名の職員が研修に参加しました。
本研修を通じて、受講生は、新規性・進歩性の判断基準や明細書・クレームの記載要件等について理解を深めました。受講生からは、「講師は複雑な特許審査の概念を多くの実例を通してステップバイステップで説明してくれた。また、インタラクティブなディスカッションを通して理解を深めることができた。」といった感想をいただきました。
今後もJPOは、ラオスDIPをはじめ、各国知財庁と特許審査に関する協力を継続してまいります。
集合写真
講義の様子
ケーススタディの様子
[更新日 2025年10月27日]