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2025年12月4日
2025年11月25日から12月1日の計5日間、日本国特許庁(JPO)は、タイ知的財産局(DIP)の特許審査官に対し、新人特許審査官向けの審査実務研修を実施しました。また、同時に、同年11月25日から27日の計3日間で化学及び工学のサーチ研修を実施し、同年11月27日と12月1日の計2日間でマネジメント研修を実施しました。
特許審査の審査実務経験が豊富な審査官である国際研修指導教官等5名が講師を務めました。DIPからは新人研修に9名、サーチ研修(化学)に48名、サーチ研修(工学)に40名、マネジメント研修に58名が受講生として参加しました。
受講生は事例を用いたOJT形式のケーススタディ等を通じて、特許審査における先行技術調査の手法や新規性・進歩性の判断基準等について理解を深め、マネジメント研修ではJPOの品質管理や業務管理手法を学びました。受講生からは、「ケーススタディを行うことで、講義のコンセプトを深く理解することができた。」、「講師の丁寧な解説、質問回答によって難解な講義を理解することができた。」といった感想をいただきました。
今後もJPOは、タイをはじめ、我が国企業のさらなる事業展開が見込まれる新興国の審査官に対して、特許審査実務面での協力を行い、各国の審査体制の整備・強化を支援してまいります。

集合写真

新人研修

サーチ研修(化学)

サーチ研修(工学)

マネジメント研修
[更新日 2025年12月4日]