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平成29年5月
特許庁総務部企画調査課
※知財教育に資する教材のあり方に関する調査研究に関する調査研究(PDF:2,882KB)において検討した知財教育に資する教材のあり方を踏まえて、(1)サンプル教材及び(2)各学校段階における知財教育の教材対応表を作成しました。
(1)サンプル教材は、小学校低学年(小学校2年生:国語)、小学校中学年(小学校3・4年生:社会)、小学校高学年(小学校5・6年生:理科)、中学校(中学・技術)において、各教科に存在する「知的財産に関連する要素」を教科単元と連動させた教材です。授業の際に知財のポイントを簡単に取り入れることができるような内容構成となっています。
(2)教材対応表は、小学校及び中学校の教科のうち、知財に関連が深い国語、生活、社会、理科、音楽、図画工作、美術、技術家庭の技術分野の学習指導要領の内容と各学校段階における知財教育の大目標、現行の検定教科書の知財教育に関連する要素や既存の知財教材の要素との関連を整理した図表です。
本教材対応表は、教育現場において、既存の教科の授業の中のどの部分に知財教育を意識した内容を入れ込むことが可能かを検討するために活用することができます。また、知財教育を意識した内容を既存の教科に入れ込む際にどのような教材を活用または作成すると良いのかを検討する際にも、本教材対応表の活用が期待できます。さらに、本教材対応表は、教科ごとに一覧できるほか、全体版も用意していることから、年次の授業計画を立てるときにも参考となることを期待しています。
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[更新日 2017年5月19日]
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