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民間事業者が提供する特許情報サービスの機能紹介

平成29年4月27日
特許庁総務部情報技術統括室

平成28年度高度な特許情報サービスの普及活用に関する調査において、民間事業者が提供する「高度な特許情報サービス」の中から、有益であると思われる機能を選定し、以下の通り紹介記事を作成しました。

機能紹介記事一覧

タイトル 概要
1 概念検索機能の活用
(PDF:833KB)
概念検索機能とは検索索対象とする文章(テキスト情報)を入力するだけで、検索システムが関連性の高いと思われる公報を抽出してくれる機能である。特許分類やキーワードを用いた検索に不慣れな場合などには有益な機能だと言える。概念検索の基本的な機能を紹介するとともに、想定される利用シーン、利用に際しての注意点などを紹介する。
2 ファミリー情報の活用
(PDF:634KB)

ファミリー情報とは優先権情報を基にした国内の出願、海外の出願情報を結びつけた情報である。単一の国で特許検索を行うのと同様に特許分類やキーワードを設定して複数国の特許出願を対象にした検索が可能であり、さらに、検索でHITした集合はファミリー単位でまとめられた形とすることができる。このように複数国を一括して検索できる「ファミリー単位検索機能」などファミリー情報の活用方法を紹介する。

3 引用・被引用情報の活用
(PDF:327KB)

引用文献に関する情報は、無料で利用できるJ-PlatPatの審査書類情報照会や経過情報照会から確認することができる。一方、被引用文献に関する情報は、J-PlatPatから確認することはできないため、商用データベースを利用する必要がある。活用事例を交え、引用・被引用情報の活用方法を紹介する。

4 特許スコア情報の活用
(PDF:219KB)

特許の質・価値を客観的かつ自動的に算出した情報を「特許スコア」として提供している商用データベースもある。特許スコアの基本的な考え方および想定される利用シーンを紹介する。

5 SDI機能の活用
(PDF:257KB)
「SDI機能」は予め検索式を作成し、その検索式を登録し、検索結果の配信先などを設定しておけば、登録した検索条件に合致した技術情報が定期的かつ自動的に配信してくれる機能である。活用事例なども交え、機能概要を紹介する。
6 類似商標検索(称呼検索)
(PDF:511KB)
民間事業者が提供している国内商標データベースには民間事業者が商標に対して独自に称呼を付与しているデータベースもあり、称呼での検索洩れのリスクを減らすことが可能となる。検索事例と共に当該機能の特徴を紹介する。
7 知的財産管理クラウドサービス
(PDF:256KB)
従来の知的財産管理システムはオンプレミス型(自ら購入もしくはリースしてサーバを設置し、管理運用するシステム形態)が主流であったが、近年、クラウドサービスの知的財産管理システムが登場しており、自社でのシステム構築が不要で、導入・運用コストの削減が可能となっている。クラウドサービスの概要および導入のメリットなどを紹介する。
8 年金管理サービスの活用
(PDF:176KB)
年金管理の手法としては、自社管理のほかに専門業者である年金管理サービス会社などに委託するという選択肢がある。年金管理サービス会社に年金管理業務を委託する場合の概要およびメリットなどを紹介する。

(参考)

[更新日 2017年4月27日]

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