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稲垣秘書課長 |
定時になりましたので、ただいまから産業構造審議会知的財産政策部会第1回弁理士制度小委員会を開催させていただきたいと思います。 |
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稲垣秘書課長 |
中山委員長から、一言ごあいさつをお願いいたします。 |
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中山委員長 |
小委員長の中山でございます。 |
稲垣秘書課長 |
ありがとうございました。 |
中山委員長 |
審議に入ります前に、事務局から委員の皆様及び特許庁の御出席の方々の御紹介をお願いいたします。 |
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稲垣秘書課長 |
お手元に委員名簿をお配りしておりますので、そちらをご覧ください。五十音順で御紹介をさせていただきたいと思います。 |
中山委員長 |
ありがとうございました。 |
中山委員長 |
審議に先立ちまして、中嶋長官から一言あいさつをお願いいたします。 |
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中嶋特許庁長官 |
おはようございます。中嶋でございます。 |
中山委員長 |
ありがとうございました。 |
中山委員長 |
具体的な審議に先立ちまして、本委員会の公開について皆様の御同意を得ておきたいと思います。 |
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中山委員長 |
ありがとうございます。それでは、そのようにさせていただきます。 |
中山委員長 |
議事に入ります。説明に入ります前に、資料が用意されておりますので、事務局から資料の説明をお願いいたします。 |
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畔上弁理士室長 |
秘書課弁理士室の畔上と申します。どうぞよろしくお願いいたします。 |
中山委員長 |
よろしいでしょうか。 |
中山委員長 |
続きまして、事務局から資料の説明をお願いいたします。 |
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畔上弁理士室長 |
それでは、お手元の資料に沿って御説明させていただきます。 |
中山委員長 |
ただいまの説明につきまして、何か御質問ございましたら、お願いいたします。よろしゅうございましょうか。 |
中山委員長 |
時間の都合もございますので、これから弁理士制度に対する各団体等からの御意見を披露していただきたいと思います。恐縮ですけれども、時間の都合もありますので、それぞれ5、6分程度で説明をお願いしたいと思います。 |
神原委員 |
日本弁理士会の会長が一言ごあいさつ申し上げたいと希望しておりますので、よろしくお願いします。 |
谷委員 |
よろしいでしょうか。 |
神原委員 |
最初に意見を申し上げる機会をいただきまして、誠にありがとうございます。 |
中山委員長 |
ありがとうございました。 |
戸田委員 |
戸田でございます。 |
中山委員長 |
ありがとうございました。 |
坪田委員 |
よろしくお願いいたします。ユーザーの立場からということで、資料2-3をご覧いただきたいと思います。 |
中山委員長 |
ありがとうございました。 |
山口特許審査 |
特許庁の審査・審判等を含めて、全職員を対象に意見募集を行いま第三部長した。その結果につきまして報告させていただきます。 |
中山委員長 |
ありがとうございました。 |
畔上弁理士室長 |
資料2-5「弁理士制度に対する意見募集の結果について」を御説明させていただきます。 |
中山委員長 |
ありがとうございました。 |
中山委員長 |
引き続きまして、資料3の附帯決議・推進計画・知的財産専門サービス小委員会答申における指摘事項及び、資料4の弁理士制度小委員会の主要検討項目(案)につきまして、事務局から説明をお願いいたします。 |
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稲垣秘書課長 |
それでは、手短に御説明をしたいと思います。 |
中山委員長 |
ありがとうございました。 |
中山委員長 |
よろしければ、本日は第1回の会合でございます、いまだ発言をしていただいていない方もおられますので、自己紹介を兼ねまして、弁理士制度につきまして日ごろ感じておられること、あるいは事務局から説明のありました主要検討項目(案)等について御意見、御感想をちょうだいできればと思います。事前にお願いしてあると思いますけれども、3分以内ぐらいで御意見をちょうだいできればと思います。 |
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相澤委員 |
平成12年度の改正のときの委員もしておりましたので、そのときの経過も含めて、簡単にお話しします。 |
中山委員長 |
神原委員、先ほどお話ございましたが、何かほかにございましたら。 |
神原委員 |
先ほどは時間をオーバーいたしまして、申し訳ございませんでした。 |
中山委員長 |
澤井委員、お願いします。 |
澤井委員 |
先ほど戸田委員からありましたように、産業界全部一本の意見というのは多分なくて、会社の規模とか、その会社がどういう組織体系を持っているかによって、弁理士さんの使い方って、かなり違いますので、それぞれ意見があるんだろうと思います。 |
中山委員長 |
ありがとうございました。 |
清水委員 |
常日ごろ地方裁判所で弁理士の先生方と一緒に仕事をさせていただいております。地方裁判所での侵害訴訟については共同代理でお願いしておるわけですけれども、大体の事件において弁護士の先生方と弁理士の先生方、一緒に円滑にやっていただいています。特に、付記弁理士という場合には、よくやっていただいていると思っております。 |
中山委員長 |
ありがとうございました。 |
谷委員 |
多少先ほどの繰り返しになるかもしれませんけれども、量的な拡大はかなり達成されてきている現状で、一番大事なのは質的な担保ということだろうと思います。そのためには、試験のような一過性のものではなくて、あくまでも研修を重視していただければありがたいと思います。研修につきましては、全員が受けられる仕組み、例えば登録前の義務研修のような形で、とにかく全員が研修を受けて、その上で実務的な最低限の能力を担保できるような仕組みが必要かと思います。 |
中山委員長 |
坪田委員、お願いします。 |
坪田委員 |
中小企業の声については、先ほど簡単に申し上げましたけれども、中小企業単独では、知財の保護とか、その活用、権利侵害の対応は、なかなか難しいので、身近な弁理士さんの存在というのはぜひ必要だなと思っています。特に中小企業の場合は取引の中で非常に弱い立場にありますので、容易に知的財産権を取得したり、財産権の侵害に対して対抗できるような環境整備もあわせて御配慮いただければと思います。 |
中山委員長 |
戸田委員、お願いします。 |
戸田委員 |
先ほど申し上げましたので余り多くは言いませんけれども、私も弁理士なんですが、弁理士として誇りを持てる資格になっていくべきではないのかなと思います。誇りを持てるというコアは、技術と法律の両方がわかる専門家ということではないのかなと思います。そういった議論がされるのを希望します。 |
中山委員長 |
野坂委員、お願いします。 |
野坂委員 |
私は新聞社の取材する立場で、これまで知的財産権の問題あるいは国際競争力をはかる上で、この分野の重要性について取材をし、また考えてきました。 |
中山委員長 |
前田委員、お願いします。 |
前田委員 |
もともと企業の研究所におりまして、それから外資系の立ち上げ、企業と企業の技術移転等を行っているうちに、今いる大学の技術移転という仕事に関わらせていただいています。ですから、弁理士の先生方とは、お願いする側、ユーザーの側としてここに参加させていただきたいと思います。従いまして、知識が不足していたりして、勉強しながら関わらせていただくような形になります。よろしくお願いします。 |
中山委員長 |
三尾委員、お願いします。 |
三尾委員 |
弁護士の三尾です。日弁連からまいりました。 |
中山委員長 |
吉田委員、お願いします。 |
吉田委員 |
現在、試験部会長をさせていただいております立場から、特に試験制度の問題については関心があるわけでございます。 |
中山委員長 |
ありがとうございました。 |
澤井委員 |
平成12年度の改正のときと今とで変わっている状況としては、さきほども話が出ましたけれども、知財専門職大学院ができていることです。ですから、研修の話をするときには、ロースクールも含めて、弁理士制度の中に知財専門職大学院をうまく活用するような構成とかやり方を考えてみることに意味があると思います。知財専門職大学院も一つの解決策のとっかかりになるのかもしれません。そこら辺まで含めて研修を考えてみるのも一つの手かなという感じがいたします。 |
中山委員長 |
ありがとうございます、相澤委員。 |
相澤委員 |
知財専門職大学院につきましては、そのカリキュラムについての案を文部科学省のワーキンググループでつくったことがあります。その中では、弁理士制度とはリンクしないということで整理しました。その会合には、日本弁理士会の方も出ていらっしゃいましたが、そのような方向で、カリキュラムの検討が進められたという経緯があります。 |
中山委員長 |
澤井委員の御意見はいかがですか。 |
澤井委員 |
弁理士会の研修にしても、知財職専門大学院にしても、同じいろんなことを教えるわけなので、そこで両者のある種の交流みたいなものも含めて研修を考えてみる手もあるんじゃないかなと感じています。具体的なアイデアがあるわけじゃなくて、同じ知財の人材が知財専門職大学院にいて、その中の人の一部が弁理士にもなりますし、他の人は弁理士に仕事を依頼する立場にもなるわけなんで、何か工夫の余地があるんじゃないかなと思います。相澤委員がおっしゃったのは、もっと限定的な感じかもわかりませんけれども、少し柔軟な感じで知財専門職大学院と弁理士制度との関係についていろんな可能性を探ってみてもいいんじゃないのかなという意味です。 |
中山委員長 |
専門職大学院との関連を持たせるとすれば二つの意味あいが在ると思います。一つは弁理士試験あるいは資格付与のときに、どういう関連を持たせるかと、あと一つはでき上がった弁理士を再教育するときにどうなさるかという、この二つは全然違うと思うんですけれども、いずれ検討になるかと思います。 |
中山委員長 |
もし万が一何かございましたら追加の可能性もあるということで、一応この検討案のとおりにしたいと思います。今後ともよろしく御協力をお願いしたいと思います。 |
中山委員長 |
今後の委員会のスケジュールにつきまして、事務局から説明をお願いいたします。 |
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畔上弁理士室長 |
資料5に今後のスケジュール(案)という資料を用意させていただきました。 |
中山委員長 |
ただいまのスケジュールについて御意見、御質問ございますか。――よろしゅうございましょうか。それでは、こういうスケジュールで進めてまいりたいと思います。 |
中山委員長 |
以上をもちまして、産業構造審議会知的財産政策部会第1回弁理士制度小委員会を閉会とさせていただきます。 |
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[更新日 2006年6月5日]
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