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中山部会長 |
ただいまから、産業構造審議会第7回知的財産政策部会を開催いたします。 |
中山部会長 |
まず、最初に、前回の部会以降新たに本部会の委員になられた方々につきまして、事務局から紹介をお願いいたします。 |
田川審議室長 |
それでは、ご紹介をさせていただきます。 |
青山委員 |
青山でございます。 |
田川審議室長 |
それから、本日ご欠席でございますが、日本弁理士会会長の佐藤辰彦会長。 |
佐藤委員代理(谷) |
代理の谷でございます。 |
田川審議室長 |
それから、本日ご欠席でございますが、吉野浩行日本知的財産協会会長の各氏が新たに委員となっていらっしゃいます。 |
中山部会長 |
ありがとうございました。 |
中山部会長 |
議事に先立ちまして、中嶋特許庁長官から、一言ご挨拶をちょうだいしたいと思います。よろしくお願いします。 |
中嶋長官 |
おはようございます。中嶋でございます。 |
中山部会長 |
ありがとうございました。 |
田川審議室長 |
それでは、配布資料の確認をさせていただきます。 |
中山部会長 |
よろしゅうございますでしょうか。ありがとうございます。 |
中山部会長 |
それでは、最初の議題であります意匠制度小委員会報告書についてから、不正競争防止法の見直しについてまで、特許庁において次期通常国会への提出を予定しております意匠法等改正法案関係ということで、一続きとして事務局から説明をお願いいたします。 |
田川審議室長 |
それでは、ご説明をいたします。 |
由良知的財産政策室長 |
続きまして、知的財産政策室から、資料5のご説明をさせていただきます。 |
中山部会長 |
ありがとうございました。 |
田川審議室長 |
では、現在の法案の作成状況等につきまして補足をさせていただきますと、ただいまご報告をいたしました小委員会の報告の内容を踏まえまして、産業財産権4法、それから不正競争防止法の内容を具体的に固めるべく、現在、作業を進めておりまして、政府部内、与党との調整も行っているところでございます。 |
中山部会長 |
ただいまの点も含めまして、何かご意見あるいはご質問がございましたら。 |
松尾委員 |
最後にご説明された罰則の点ですけれども、意匠、商標、特許の制度の報告書については、パブリックコメントを経ているのだと思います。 |
中山部会長 |
はい、その点について。 |
田川審議室長 |
現在での報告書の考え方については、パブリックコメント等でもご意見をいただいてまとめたところでございます。 |
中山部会長 |
どうぞ。 |
松尾委員 |
私、日弁連の考え方、正式になっておりませんけれども、みんなの考え方は大体感じ取っているのですけれども、例えば懲役刑10年ということについては、非常に強い反対があると思います。そういうものの意見を聴取されるような機会は与えられないのでしょうか。 |
田川審議室長 |
その点については、具体的なプロセスの中で、少し検討できるかどうかということについて、勉強してみたいと思っております。 |
中山部会長 |
ほかにご意見ございましたら、あるいはご質問がございましたら。 |
山本委員 |
特許のところで、一部継続出願、国内優先権制度のところでございますが、これは今回検討を行うというところではないと思いますが、私自身も国際ハーモの中で考えるというのは賛成なのですが、現状で申しますとやはり非常に米国に有利なルールで運用されているというのが実態でございまして、そういったところで言えば、この委員会ではどのようなことが議論されたのかということを、もう少し詳しくご説明いただければと思いまして……。お願いいたします。 |
井上審査基準室長 |
調整課審査基準室の井上です。 |
中山部会長 |
よろしいですか。 |
中山部会長 |
ありがとうございます。 |
中山部会長 |
ありがとうございます。 |
中山部会長 |
ありがとうございます。 |
中山部会長 |
次いで、次の議事に移りたいと思います。 |
由良知的財産政策室長 |
引き続きまして、資料6でご説明をさせていただきます。 |
中山部会長 |
ありがとうございました。 |
中山部会長 |
次は、弁理士制度小委員会(仮称)の設置につきまして、事務局より設置趣旨についての説明をお願いいたします。 |
稲垣秘書課長 |
特許庁秘書課長の稲垣でございます。 |
中山部会長 |
ありがとうございました。 |
佐藤委員代理(谷) |
質問ではないのですけれども、一番の当事者であります弁理士会、また弁理士としまして、まずこの小委員会の設置をありがとうございます。 |
中山部会長 |
ほかにご意見やご質問がございましたら。よろしいでしょうか。 |
中山部会長 |
ありがとうございます。 |
中山部会長 |
次の議題に進みたいと思います。 |
南調整課長 |
特許庁調整課長の南でございます。私の方から、本年1月に経済産業省で取りまとめました、特許審査迅速化・効率化のための行動計画についてご紹介をさせていただきたいと思います。 |
中山部会長 |
ありがとうございました。 |
齊藤委員 |
プリミティブな質問でございますが、この審査請求の期間を短縮したことは、早期権利化を図るということでございました。今お話を聞いていますと、短縮の前と比較しまして、審査件数があるいは多くなってしまった、あるいはもう少し言いかえますと質的にはさほどでもないものまで審査請求をしてくるようになったと。こういう面があるのかどうか。 |
南調整課長 |
我々もこの行動計画を策定するに当たって、審査請求件数が非常に増加したことについて分析をいたしました。そうしますと、7年請求のころですと、出願されて最終的に審査請求される割合が56%でしたが、3年請求の制度下の最終請求率が66%、約10ポイント上がっております。 |
中山部会長 |
ほかにご質問がございましたら。 |
安田委員 |
ちょっと妙なことを申し上げるかもしれませんけれども、この資料全体としてみると、組織からの出願ということをどうするかというふうに読めるわけですね。 |
南調整課長 |
若い人、全く個人で出願されるような方々に向けての無料相談会というのは、全国各地で展開をしておりますが、まだそういったもののPRが足りないようであれば、我々、一層PRをしていきたいと思っております。 |
中山部会長 |
それでは、作田さん。 |
庄山委員代理(作田) |
日本経団連から代理出席しております作田でございます。 |
南調整課長 |
最初におっしゃられた、各業種あるいは企業によって状況が異なるということは、私も説明の中で申し上げたとおり、我々も認識しておりますので、今後もそれぞれの企業あるいは業界ごとにいろいろご相談させていただきたいと思います。 |
中山部会長 |
では、谷委員。 |
佐藤委員代理(谷) |
弁理士会としましても、やはりこの80万件という審査待ちの件数は非常に問題であると思いますし、我々としてもできるだけ協力しながら滞貨を減らすようにやっていきたいと思っております。ですから、協議会にも出席して提案をさせていただきたいと思っております。 |
中山部会長 |
どうぞ、中西委員。 |
中西委員 |
この中で、重複研究、要するに研究してそれの成果がこの知的財産権というところであらわれてくるわけですね。だから、先行的にやはり3年なり5年なりじっくりやっていくわけです。我々研究開発企業からすると、やはり一番大事な先行の技術調査というところを、もう少し機能また質の面で従来より拡大していくというようなところが、非常に我々としては重複もなくなれば、それから出願件数も質のいいもので件数も少なくなる。いろいろな面でメリットがあると思うのです。 |
中山部会長 |
ありがとうございます。 |
長岡委員 |
長岡です。 |
南調整課長 |
今のご質問のような詳細な分析はしておりませんけれども、一昨年の料金改定をさせていただいた際に、我々庁内に監査法人を入れて、実費を調査をしております。そのときのでいくと、大体出願1件当たり20万円から、今後30万円ぐらいまでになるだろうというところで、料金改定はその下限の20万円と。1件当たりの審査請求ですから平均請求項で大体20万円というふうに設定をさせていただいたわけでございます。 |
中山部会長 |
ほかに何か。 |
中嶋長官 |
この部会は、そうしょっちゅうやっている部会でもないものですから、せっかくの会ですからちょっと私の方から、ご報告がてら補足させていただきたいのですが……。 |
中山部会長 |
ありがとうございました。 |
中山部会長 |
それでは、次の議題に進みたいと思います。 |
小林国際課長 |
国際課長の小林と申します。私の方から、最近の国際問題に対する取り組みということでご説明をさせていただきます。資料9をごらんいただけますでしょうか。 |
中山部会長 |
ただいまの説明につきまして、ご質問がございましたらお願いいたします。 |
[更新日 2006年3月22日]
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特許庁総務部秘書課弁理士室 電話:03-3581-1101 内線2111 FAX:03-3592-5222 E-mail:PA0113@jpo.go.jp
特許庁総務部総務課制度改正審議室 電話:03-3581-1101 内線2118 FAX:03-3501-0624 E-mail:PA0A00@jpo.go.jp |