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土肥委員長 |
ちょうど3時でございますので、ただいまから産業構造審議会知的財産政策部会第19回商標制度小委員会を開催いたします。 |
間庭審議室長 |
御紹介させていただきます。 |
土肥委員長 |
ありがとうございました。 |
間庭審議室長 |
本日の配布資料でございますが、 |
土肥委員長 |
よろしゅうございますね。 |
土肥委員長 |
それでは、早速、議題に入らせていただきます。 |
森吉商標課長 |
商標課長の森吉でございます。よろしくお願いいたします。 |
土肥委員長 |
ありがとうございます。 |
小柳国際課長 |
国際課長の小柳でございます。資料2に基づきまして、「海外における地名等の商標出願・登録問題について」ということで御説明させていただきます。 |
土肥委員長 |
どうもありがとうございました。 |
土肥委員長 |
それでは、次の議題になりますけれども、「商標制度の見直しに係る検討課題」、「『新しいタイプの商標に関する検討ワーキンググループ』(仮称)の設置」、それから「商標の審査基準の策定方法」、「早期審査・早期審理の運用の見直しについて」、これらについて、事務局から続けて説明をお願いいたしまして、御意見、御質問はすべての説明の後にまとめてお願いをしたいと、こう思っております。 |
間庭審議室長 |
制度改正審議室長の間庭でございます。 |
間庭審議室長 |
以上が検討課題でございまして、引き続きまして、資料4はそれの参考資料ですので、またお時間のあるときに眺めていただければと思いますが、これらの検討課題のうち、特に新しいタイプの商標について、今回御提案させていただきたいのは資料5でございますけれども、産業構造審議会知的財産政策部会商標制度小委員会、この下に、これは仮称ではございますが、「新しいタイプの商標に関する検討ワーキンググループ」、これを設置して、この新しいタイプの商標について検討をしてまいりたいと考えておるわけでございます。 |
土肥委員長 |
ありがとうございました。 |
土肥委員長 |
それでは、続いて「商標の審査基準の策定方法について(案)」ですけれども、それでは、林審査基準室長、お願いします。 |
林審査基準室長 |
商標の審査基準室長の林でございます。枝番を含めた資料6について説明させていただきます。 |
土肥委員長 |
どうもありがとうございました。 |
土肥委員長 |
それではもう一つなのですけれども、引き続いて、関根商標制度企画室長に早期審査・早期審理、これについて説明をお願いします。 |
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関根商標制度企画室長 |
関根でございます。資料7の「早期審査・早期審理の運用の見直し(案)」について御説明いたします。 |
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土肥委員長 |
どうもありがとうございました。 |
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竹田委員 |
本日は議題が盛りだくさんなので、1つ1つ取り上げて意見を述べるわけにはいきませんけれども、新しいタイプの商標と、審査基準の策定方法の2点について発言させていただきます。 |
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土肥委員長 |
ありがとうございました。 |
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田村委員 |
多岐にわたりますので、私も竹田先生と同じく、特に気になった点を2点ほど申し上げたいと思います。 |
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土肥委員長 |
ありがとうございます。 |
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田村委員 |
先生に今おまとめになっていただいたものに、2条1項2号の範囲も、不正競争防止法の規定の文言にもよく気をつけて、著名であるから絶対的に保護されるというわけではないということを加えて頂ければ十分です。 |
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土肥委員長 |
はい、ありがとうございます |
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松尾委員 |
竹田委員、田村委員からいろいろと御主張していただきまして、私もそれに賛成したいと思います。 |
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土肥委員長 |
どうもありがとうございました。 |
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松尾委員 |
そうですね。 |
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土肥委員長 |
先生、そこをもっと慎重に、つまり7号だけではなくて他の号も合わせて行うというご意見でしょうか。 |
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松尾委員 |
私はそう思います。私が意見を聞かれたらば、7号だけではなくてほかもいじれという意見を出すと思います。それはそうとして、やはりこういう具体的なもので出していただけると意見を書きやすいので、そういうふうにぜひお願いしたいと思います。 |
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間庭審議室長 |
それは具体的なこのような格好で出すことを予定しております、パブリックコメントというものは。 |
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松尾委員 |
はい。というのは、この前の通常使用権登録制度です。あれも初めはパブコメ案としていいと思っていたら、だんだん、パブコメのときになったら、何か抽象的になって意見を言いづらかった記憶があります。 |
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間庭審議室長 |
いえ、あれはちゃんと報告書の原案をかけましたので、あれほど具体的なものはございませんでした。 |
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松尾委員 |
よろしくお願いします。 |
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土肥委員長 |
それでは、この資料6-1の3ページの審査基準の骨子案という、こういう形でパブコメにかけるということについては御賛成いただけるということですね。 |
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松尾委員 |
はい、もちろん賛成です。 |
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土肥委員長 |
それから、最後の点の早期審査・早期審理のところなのですけれども、こういう運用の見直しというのもわかるけれども、もっとやる場合には外国の制度、状況等も調べた上でやってほしいと、これは御意見ということでよろしいですか。 |
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松尾委員 |
はい、それは意見です。 |
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土肥委員長 |
わかりました。 |
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間庭審議室長 |
よろしいですか。 |
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土肥委員長 |
どうぞ。 |
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間庭審議室長 |
竹田委員と松尾委員から新商標についての検討の進め方において、おっしゃるとおり、この論点の1、2、3あたりは、これはむしろやはりワーキングできっちり特定の対象、特定の方法、同一、類似の範囲を検討した上で、新商標を入れるとした場合のその定義の規定の仕方についても、これは検討させていただきたいと思っております。ただ、これはおっしゃるとおり商標法のある意味根幹に関わる見直しでございますので、その点についてはワーキングで方向性を出したものを商標制度小委員会できっちりやって議論していただきたいと考えてございます。時間はそれなりにかかりますので、ちょっと御容赦いただきたいと思っております。 |
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土肥委員長 |
ほかに何か。 |
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内海委員 |
先ほど松尾先生からお話がありました資料7の方に関しまして、電機関係の団体であるJEITAの立場でお話をさせていただきたいと思っています。 |
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土肥委員長 |
ありがとうございました。 |
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遠藤委員 |
今、内海さんからお話があった点について、私は、化粧品業界なのですが、その立場でも、やはり同じ意見でございます。相対的な拒絶理由を審査しないということになると、審査期間を短くする意味が余りないかと思います。現在、登録前に使用を決定するというのがほぼ100%でございますが、こういった早期審査を導入されると、登録になってから使用するかどうかを判断できるということでとってもメリットがあるわけですね。ですから、その辺の審査をしていただけるととてもメリットがあるというふうに思います。 |
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土肥委員長 |
おっしゃっていただいたように、そういう問題はこの小委員会で検討をするということでございますから、この検討課題としてお認めいただければ、その際において本委員会でこの問題に取り組んでいきたいと思います。 |
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〔「異議なし」の声あり〕 |
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土肥委員長 |
ありがとうございます。 |
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〔「異議なし」の声あり〕 |
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土肥委員長 |
ありがとうございます。 |
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〔「異議なし」の声あり〕 |
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土肥委員長 |
ありがとうございました。 |
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内海委員 |
先ほどのワーキングの件でございますけれども、ワーキングの設置をしていただいて、具体的な検討が来月から進むことになるかと思いますけれども、そのワーキングでの議事、どのような検討がなされたかという、そのアウトラインでも構わないのですけれども、それはぜひこの委員全体で共有させていただくような手段をとっていただければありがたいと思っております。 |
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間庭審議室長 |
議事そのものは恐らく非公開でやることになりますが、議事概要等についてはホームページにも出しますし、また委員の皆様にもお知らせしたいと思っております。 |
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土肥委員長 |
内海委員、今のでよろしゅうございますか。 |
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内海委員 |
はい。 |
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土肥委員長 |
ほかにございませんか。 |
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間庭審議室長 |
本日御承認いただきました新商標のワーキンググループを来月、7月から開催すべく準備を進めてまいりたいと考えてございます。その審議、方向性を取りまとめた上で本小委員会、来年2月ぐらいに再開、もちろんその間に必要があれば小委員会をやりますけれども、新商標についてのワーキングの取りまとめを受けて、またその定義規定の話、使用の定義の話及び著名商標その他の今回の検討課題について御検討いただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 |
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土肥委員長 |
ありがとうございました。 |
[更新日 2008年6月27日]
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