第26回商標制度小委員会 議事要旨
1.日時・場所
日時 平成24年4月27日(金曜日)10時30分から12時00分
場所 特許庁庁舎16階 特別会議室
2.出席者
土肥委員長、和泉委員、遠藤委員、岡本委員、神林委員、竹田委員、田邊委員、田村委員、松尾委員、柳生委員
3.議題
新しいタイプの商標に関する海外主要国における実態について
4.議事概要
    - 新しいタイプの商標について、各国の拒絶例を把握し、裁判例の有無、内容や前提となっている議論について情報収集を行い、制度設計に役立ててもらいたい。 
 
    - 我が国の商標法に識別力をどのように規定するか、議論が必要。 
 
    - 識別力の判断を法律の定義の部分で行うか、審査基準で行うか、具体的な制度設計について集中的に審議すべきではないか。 
 
    - 使用による識別力の獲得について、否定例と肯定例を併せて調査してほしい。 
 
    - 新しいタイプの商標のうち、匂い・香り・味覚は、経時的変化や判断主体の認識に個人差があるため、識別や特定が困難ではないか。 
 
    - 識別性のほかに、機能性の観点から条文の整備が必要ではないか。 
 
    - 登録後に識別力を喪失した商標を取消又は無効にできる制度を検討すべきではないか。また、無効審判の除斥期間も議論する必要があるのではないか。 
 
    - 米国や欧州との制度の違いを認識した上での議論が必要。 
 
    - 色彩のみからなる商標は、従来の商標とは異なり色彩の重要性が非常に大きいので、その点を踏まえ、色彩の特定方法を検討する必要がある。 
 
    - 音の商標と文字商標をクロスサーチすることについて検討が必要ではないか。 
 
以上
[更新日 2012年6月13日]
    
        
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