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スタートアップ&アトツギベンチャー
プロボノ人材マッチングプログラム(2025年度)

特許庁では、昨年度、スタートアップとプロボノ人材をマッチングするプログラム「スタボノ」を実施しました。

2025年度は、スタートアップに加え、アトツギベンチャーも対象とし、有望な10社の事業課題をサポートします。そこで、プロボノとして、『知財人材』と『ビジネス人材』を合計30名募集します。

(画像1)メインビジュアル

以下の御案内を御確認の上、【10月5日(日曜日)まで】に、以下のGoogleフォームからプロボノへ応募ください。

スタボノの合同説明会を行います。詳細は、チラシを御参照ください。なお、合同説明会にエントリーした方を対象に、アーカイブ動画を配信予定です。

日時9月5日(金曜日)18:00~19:30
形式オンラインと対面(野村総合研究所 東京本社)のハイブリッド
内容・支援先企業によるプレゼンテーション
・スタートアップ・アトツギベンチャーへの理解を深める講演・トークセッション 等

1. スタボノとは(事業概要)

スタボノでは、『知財人材』と『ビジネス人材』がプロボノとして3名1チームとなり、スタートアップやアトツギベンチャーが抱える知財・契約・事業開発等の課題を、3か月間で解決することを目指します。

(画像2)事業概要説明

支援対象スタートアップ・アトツギベンチャー

企業名事業課題
株式会社Auxilart周辺特許調査・出願戦略策定
株式会社Medlarks周辺特許調査・出願戦略策定・契約プロセス支援・その他
MUSVI株式会社出願戦略策定・契約プロセス支援・ブランド戦略策定
株式会社OOYOO有望市場探索・出願戦略策定・アライアンス先探索・契約プロセス支援
株式会社ロボトラック周辺特許調査・出願戦略策定・ブランド戦略策定
株式会社Eco Forest Friendly周辺特許調査・契約プロセス支援
甲子化学工業株式会社ブランド戦略策定・その他
髙丸工業株式会社周辺特許調査・アライアンス先探索・契約プロセス支援
有限会社電研有望市場探索・出願戦略策定・ブランド戦略策定
圓井繊維機械株式会社周辺特許調査・出願戦略策定・アライアンス先探索・その他

2. プロボノとして参加するメリット

本事業を通じて、実績やスキル、新しい可能性を獲得することができます。また、スタボノ期間中は、運営事務局による伴走支援や研修、ネットワーキングなども行われます。

(画像3)メリット説明

3. 募集要項(詳細情報)

以下の内容を御確認の上、【10月5日(日曜日)まで】に以下のGoogleフォームからプロボノへ応募ください。

応募対象スタートアップ&アトツギベンチャー 計10社
活動期間2025年11月〜2026年1月の約3か月(予定)
募集人数30名程度、選考あり
応募条件・事業課題に貢献できる意欲と一定のスキルがあること
・10~20時間/月の稼働が可能なこと
活動内容・企業1社に『3名1チーム』で派遣
・市場調査、知財戦略、契約支援、ブランディング 等
参加形態原則オンライン(Teams)、初回面談は対面可

(参考)昨年度参加者の声

  • 知財人材(プロボノ)
    本業では扱うことのできない事業領域に対して、自分の専門性を用いて伴走形式で支援できるのが新鮮だった。スタートアップが有する課題意識を知ることができた。
  • ビジネス人材(プロボノ)
    難しい事業課題だったが、大企業の知財部員とも協働できたことで自分にない考え方を得られたのが有意義だった。
  • 支援先スタートアップ担当者
    プロボノによる調査や資料化がありがたかった。会社の中で2年ほどたまっていた業務が進捗した。当初の想定にはなかった事業課題の相談ができたのも成果だった。

4. 過去の成果事例・インタビュー

昨年度(2024年度)のスタボノの成果事例・参加者インタビューを掲載した報告書を公開しています。

(画像4)2024年度報告書 (画像5)実際のプロジェクトや参加者の声

スタートアップの課題解決のためのプロボノチームに関する調査研究報告書

5. 応募方法

以下の御案内を御確認の上、【10月5日(日曜日)まで】に以下のGoogleフォームからプロボノへ応募ください。

(画像6)応募・全体の流れ

スタボノの合同説明会を行います。詳細はチラシを御参照ください。なお、合同説明会にエントリーした方を対象に、アーカイブ動画を配信予定です。

日時9月5日(金曜日)18:00~19:30
形式オンラインと対面(野村総合研究所 東京本社)のハイブリッド
内容・支援先企業によるプレゼンテーション
・スタートアップ・アトツギベンチャーへの理解を深める講演・トークセッション 等

6. よくある質問(FAQ)

  • Q. 業務時間外でスタボノが実施しきれるものでしょうか。
  • A. 定例ミーティングの時間帯を業務時間外で固定化する、日々の質問・進捗確認はチャットツールを積極的に使う、といった工夫を通じて、昨年度、多くのプロボノが本業と両立しながら3か月間のプロジェクトを完遂されていました。
  • Q. スタボノに関心はありますが、どのような支援先が自分に合っているのでしょうか。
  • A. 事業内容に興味が持てる支援先を選ぶのが適切ですが、併せて、「支援先企業のビジョンに共感できるか」や、「支援先企業の事業内容に知見を持っているか」も考慮すると、期間内のモチベーション維持がしやすい可能性があります。
  • Q. スタートアップに対し、どこまで踏み込んで聞いて良いのか迷ってしまいます。
  • A. 機密情報の開示範囲については支援先企業側で判断されますので、プロボノ視点では遠慮することなく、積極的に質問いただくことをおすすめします。
  • Q. スタートアップからの依頼事項が多すぎる場合や、要求が厳しい場合はどう対応すれば良いでしょうか。
  • A. 作業の実施に関する不安事項や時間的制約について、正直に支援先企業に伝えると良いでしょう。昨年度、支援先企業側は柔軟に対応されていました。支援先企業に直接伝えにくい場合には、運営事務局に相談することをおすすめします。
  • Q. チームで活動する際、他のプロボノと役割分担を行うのが難しいです。
  • A. プロジェクト開始時には、進捗確認やスケジュール調整を主導する担当を決めておくことをおすすめします。支援先企業との打ち合わせとは別に、プロボノだけでの打ち合わせ機会を短時間でも設けることで、作業の重複や抜け漏れに事前に気が付くことができます。

7. 問い合わせ先

本事業に関する御質問がある場合は、運営事務局までメールでお問い合わせください。

<連絡先>
R7特許庁スタボノ運営事務局(株式会社野村総合研究所、一般社団法人社会実装推進センター)
メール:probono-qa-2025-ext@nri.co.jp

[更新日 2025年8月8日]

お問い合わせ

特許庁総務部普及支援課産業財産権専門官

電話:03-3581-1101 内線2340

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