• 用語解説

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共通規則の改正(2025年1月1日)

意匠の国際登録に関するハーグ協定
ハーグ協定の1960年改正協定の凍結

  1. 2024年7月9日から17日までジュネーブにおいて開催された第44回(第20回臨時)会合において、ハーグ同盟総会は、2025年1月1日にハーグ協定の1960年改正協定の適用を凍結することを決定しました。
  2. 凍結の結果、2025年1月1日以降、1960年改正協定に基づく国際出願や同法に基づく新たな指定はできなくなります。しかし、2025年1月1日より前に1960年改正協定に基づいて行われた指定の更新及び当該指定に影響を及ぼす国際登録簿への記録は、指定締約国の国内法が規定する最大保護期間まで、国際登録の存続期間を通じて引き続き可能です。
  3. ハーグ同盟総会はまた、ハーグ協定の1999年改正協定及び1960年改正協定に基づく共通規則(以下、「共通規則」という)に関する派生的な改正について、同日に発効させることを採択しました。その結果、1999年ジュネーブ改正協定の実施に焦点を当てた規定となるため、共通規則のタイトルは「意匠の国際登録に関するハーグ協定の1999年改正協定に基づく規則」に変更され、1960年改正協定に関するすべての言及が削除される一方、同法に準拠する指定に適用される経過規定が導入されます。最後に、改正により1934年ロンドン改正協定(※1)への言及もすべて削除されます。
  4. 1960年改正協定の適用を凍結する決定および関連する共通規則の改正に関する詳細について、
    以下の文書H/A/44/1およびH/A/44/3、
    https://www.wipo.int/about-wipo/en/assemblies/2024/a-65/index.html(外部サイトへリンク)
    以下の文書H/LD/WG/12/3、H/LD/WG/12/4およびH/LD/WG/12/9
    https://www.wipo.int/meetings/en/details.jsp?meeting_id=75417(外部サイトへリンク)
    から入手が可能です。
  • (※1)1934年ロンドン改正協定の適用は2010年1月1日より凍結されました(Information Notice No.9/2009参照)。国際登録簿によると、1934年改正協定が適用される最後の指定は2024年12月30日に失効します。

2024年11月15日

[更新日 2024年12月2日]

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