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ハーグ協定の1999年ジュネーブ改正協定への加盟及び宣言事項について:ブラジル(参考訳)

  1. 2023年2月13日、ブラジル政府は、意匠の国際登録に関するハーグ協定の1999年ジュネーブ改正協定(以下、「1999年改正協定」という)の加入書を世界知的所有権機関(WIPO)事務局長に寄託しました。
  2. 上記加入書は、1999年改正協定、1999年改正協定及び1960年改正協定に基づく共通規則(以下、「共通規則」という)に基づく以下の宣言を伴います。
    • -ブラジル官庁を通じて国際出願をすることができない旨の、1999年改正協定第4条(1)(b)に基づく宣言。
    • -ブラジルの法令が意匠の公表の延期について規定していない旨の、1999年改正協定第11条(1)(b)に基づく宣言。
    • - ブラジルの法令に従い、出願は、同一の目的で使用し、かつ同一の顕著な特徴を保持していれば、最大で20のバリエーションからなる1つの意匠のみ含めることができる旨の、1999年改正協定第13条(1)に基づく宣言。
    • - 国際登録簿における国際登録の所有権の変更の記録は、ブラジルにおいては、ブラジル産業財産庁(INPI)が所有権の変更を証明する書類を受理するまで効力を有しない旨の、1999年改正協定第16条(2)に基づく宣言。
    • -意匠に関してブラジルの法令に定める最長の保護の存続期間を25年とする旨の、1999年改正協定第17条(3)(c)に基づく宣言。
    • -ブラジルの法令により、意匠の保護の出願は、意匠の創作者の名義で出願しなければならない旨の、共通規則第8規則(1)(a)(i)に基づく宣言*。及び、
    • -等級2の標準指定手数料を適用する旨の共通規則第12規則(1)(c)(i)に基づく宣言。
  3. さらに、ブラジル政府は、2023年8月1日に加入が発効することを宣言しました。1999年改正協定第28条(3)(b)に基づき、1999年改正協定及び同宣言はブラジルにおいて2023年8月1日に発効します。
  4. ブラジルによる1999年改正協定への加入により、本改正協定の締約国数は71となり、ハーグ協定の締約国総数は79となります。ハーグ協定の締約国一覧は、WIPOウェブサイトの以下のアドレスから入手可能です。
    https://www.wipo.int/export/sites/www/treaties/en/documents/pdf/hague.pdf(PDF、外部サイトへリンク)
  • *この宣言に関して、ブラジルは国際出願様式の「作成者」欄の標準的な宣言を受け入れています。したがって、ブラジルを指定する出願人は、この点に関して追加の宣言や文書を求められることはありません。

2023年3月2日

[更新日 2023年3月17日]

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