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国際出願に複数意匠を含めることを拒絶理由として指摘されることを未然に防ぐためのガイダンス(参考訳)
意匠の国際登録に関するハーグ協定
- 1. 出願人は、ロカルノ分類の同じクラスに属している場合、単一の国際出願に複数の意匠(最大100まで)を含めることができます(ハーグ協定の1999年改正協定及び1960年改正協定に基づく共通規則第7規則(3)(v)及び(7))。
- 2. しかしながら、締約国は自国の法令が、同じ出願の対象である意匠が意匠の単一性、製品の単一性若しくは使用の単一性の要件に合致すること、若しくは同一の組若しくは構成の品目に属すること、又は一の独立かつ別個の意匠のみを単一の出願(単一性)において請求することができることを、ハーグ協定の1999年ジュネーブ改正協定第13条(1)に従い宣言することで要求できます。締約国ごとに異なる可能性のある要件が、宣言により指定されています。国際出願において、指定された要件に従わない場合、締約国官庁からの拒絶につながる可能性があります。
- 3. また、締約国の法令が「関連意匠制度」を規定している場合、双方の意匠が同じ出願人/名義人が有していることを条件として、類似し、本意匠として識別される意匠に関連する別の意匠として登録することができます(ハーグ協定に係る出願のための実施細則第407節)。関連する意匠の概念が適用される場合、国際出願において本意匠及び関連する意匠を示さない場合、締約国官庁からの拒絶につながる可能性があります。反対に、国際出願において、類似しているとみなされない場合、本意匠及び関連する意匠を示すことも、拒絶につながる可能性があります。
- 4. 上記を考慮して、1999年改正協定第13条(1)に基づいて宣言を行った締約国の官庁及び「関連意匠制度」を規定している締約国と協議し、拒絶の可能性を未然に防ぐために国際出願に複数の意匠を含めることに関するガイダンスが制定されました。
本ガイダンスは、意匠の国際登録が上記の第2項及び第3項に記載された性質の要件に従わないという理由で、出願人の拒絶の可能性を回避することを支援することを目的としています。しかしながら、本ガイダンスが包括的なガイド又は独立したガイドとは見なされないことに留意すべきです。
- 5. 本ガイダンスは、以下から確認できます。
https://www.wipo.int/export/sites/www/hague/en/docs/hague_system_guidance_multiple_designs.pdf(外部サイトへリンク)
2021年11月18日
[更新日 2021年11月29日]
お問い合わせ
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特許庁 国際意匠・商標出願室 ハーグ担当
電話:03-3581-1101 内線2683
FAX:03-3580-8033

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