ホーム> 制度・手続> 商標> 制度概要> 地域ブランドの保護は、地域団体商標制度で> 地域団体商標登録案件一覧> 商標登録第5165413号 吉野杉箸(よしのすぎばし)
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吉野杉箸
吉野産杉材を使用し、同地方で生産された杉箸
「吉野杉箸」の起源は古く、吉野に遷幸された後醍醐天皇に杉箸を献上したところ、大変お気に召され朝夕愛用されたことに始まります。明治になり外食の広がりと歩調を合わせ、酒樽の端材を利用し大量に生産され始め、全国に広まり、吉野地方は「杉箸の町」として知られるようになりました。現在は主に建築材の端材を利用し、「吉野杉箸」として日本の食文化には欠くことのできない名脇役の存在となっております。また、今世界中で環境問題の改善が声高に求められていますが、国産材を利用する事を通じて森作りを促進し、美しい空気、美しい水を守っています。「吉野杉箸」ならではの美しい柾目と独特の芳香、そして光沢は箸の王者にふさわしい逸品、料理と味覚をいっそう引き立てて、もてなしのお手伝いをするものと確信しています。
[更新日 2020年3月16日]
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