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商標登録第5201424号 村上木彫堆朱(むらかみきぼりついしゅ)

商標

村上木彫堆朱

権利者

村上堆朱事業協同組合(新潟県村上市松原町三丁目1番17号)

指定商品又は指定役務

新潟県村上市に由来する製法により新潟県村上市で木彫りされ漆塗りを施した杯・皿・重箱・鉢・茶托・茶筒・茶櫃・なつめ・菓子器・盆・箸・箸箱・おしぼり置き・栓抜き・花器・花瓶

写真:村上木彫堆朱

連絡先・関連ウェブサイト

商品・サービスの特徴

漆工芸の「村上木彫堆朱」は、先ずは江戸中期に武士の手によって始められ、藩主の奨励もあって、やがて町民にも広まり盛んになりました。制作の全工程が手作業であり、機械が入る余地はありません。木地師、彫師、塗師の独立した技の融合でひとつの製品が誕生します。「村上木彫堆朱」の製作技法は古今変わらず、現代に伝承されていることから、「新潟県無形文化財」や「伝統的工芸品」の指定を受け、新潟県を代表する工芸品であります。また、村上は新潟県の北部に位置する古い城下町であり、古くから良質の天然漆を多く産出することで知られています。大和朝廷のもとで建立された「漆の神社・漆山神社(式内社)」は現在も存在しており、毎年11月13日の「うるしの日」には、関係者は参拝を欠かせません。さらに、江戸時代の村上藩では、「漆奉行」をおいてこの地一体を漆の生産地として位置づけて管理し、日本一の産出量を記録している等の漆の地として醸成・定着された文化を製品に現しています。

[更新日 2020年3月16日]

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