ホーム> 制度・手続> 商標> 制度概要> 地域ブランドの保護は、地域団体商標制度で> 地域団体商標登録案件一覧> 商標登録第5942666号 沖縄シークヮーサー(おきなわしーくゎーさー)
ここから本文です。
沖縄シークヮーサー
沖縄県産のシークヮーサー
沖縄ハム総合食品株式会社内
「沖縄シークヮーサー」とは、沖縄県北部を原産地とするミカン科の柑橘で、直径3~5cmの酸味のある小さな果実です。琉球王朝時代には、発酵させた搾汁液を用いて芭蕉布や麻着物の洗浄をしたり、果汁を塗布して消臭材として用いたことから、着物にシー(酸味)をクヮース(食べさせる)して使うサー(もの)という沖縄方言に由来してシークヮーサーと呼ばれるようになったと云われています。青い未熟果には、レモンのような爽やかな酸味があり、ノビレチレンやタンジェレチンなどのフラボノイド(機能性化合物)等の有効成分が豊富に含まれており、黄色に熟するにつれて減少することが大きな特徴です。特有の香りと酸味がある「沖縄シークヮーサー」は、いろんな食材と相性の良いのでドリンクや泡盛の割り材にする他に、焼き魚やお刺身の風味付けやサラダドレッシングなどの調味料として古くから活用され、最近はお鍋などにシークヮーサーぽん酢を合わせるという声も多くなってきました。
[更新日 2020年3月16日]
お問い合わせ |
特許庁審査業務部商標課 地域ブランド推進室 電話:03-3581-1101 内線2828 |