ホーム> 制度・手続> 商標> 制度概要> 地域ブランドの保護は、地域団体商標制度で> 地域団体商標登録案件一覧> 商標登録第6099728号 与那国織(よなぐにおり)
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与那国織
与那国町伝統織物協同組合(沖縄県八重山郡与那国町字与那国175番地の2)
沖縄県八重山郡与那国町地域に由来する製法によって与那国島で生産された織物(「畳べり地」を除く。)
日本の最西端に位置する与那国島について記録された初めての文献は、1477年朝鮮漂着民による見聞録「李朝実録」で、それには島民の日々の生活が記録されています。その中で、当時、既に苧や藍染を用いた織物がありました。「与那国織」は、ドゥタティ(縞柄)、シダディ(手巾)、カガンヌブー(半帯)、花織を基本に伝統的工芸品に指定されております。近年は、着尺の絹花織の需要が多いため花織が生産の大半が占めています。花織は、古典柄のドゥチン花(四ツの花)、イチチン花(五ツの花)、ダチン花(八ツの花)と、アレンジされた変り柄があります。織手が減少し生産量は横ばい状態ですが、島の女性達が使命感と誇りをもって継承に努めています。(写真は、古典柄のダチン花で藍染の糸を基調にしています。)
[更新日 2021年4月30日]
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