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商標登録第6468867号 足利銘仙(あしかがめいせん)

商標

足利銘仙

権利者

足利商工会議所(栃木県足利市通3丁目2757-1)
栃木県染色工業協同組合(栃木県足利市通三丁目2589番地)

指定商品又は指定役務

栃木県足利市及びその周辺地域に由来する製法により製造された織物を使用した和服,洋服,スカーフなど

写真:足利銘仙

連絡先・関連ウェブサイト

足利商工会議所

栃木県染色工業協同組合

  • 電話番号:0284-21-3562

商品・サービスの特徴

足利銘仙とは大正から昭和初期にかけて、栃木県の足利で生産される絹を素材とした先染めの平織物です。江戸時代の中期頃からあったと言われています。江戸時代後半から明治時代には、縞柄がほとんどでしたが、明治から大正時代になると経糸(たていと)と緯糸(よこいと)の糸を故意的にずらすことで、色の境界がぼけるような柔らかい見栄えの銘仙が当時の流行となりました。足利銘仙は「解し絣」が多かったようです。日本女性の間でおしゃれ着として大流行した絣織物で仮織りしたタテ糸の状態に柄を捺染(プリント)し、その仮織りの糸を解きながらあらためて織る「ほぐし織り」の技法により、大胆で多彩な絣文様を表現できるという特徴があります。着物市場の縮小で、当地ではほぼ製造されなくなっていたが、地元有志の企業により復刻。今では、世界的デザイナーとの協業や独自ブランドの展開、着物はもちろん洋服や、ストール、風呂敷など多様な商品展開を進めています。

[更新日 2022年1月26日]

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