ホーム> 制度・手続> 商標> 制度概要> 地域ブランドの保護は、地域団体商標制度で> 地域団体商標登録案件一覧> 商標登録第6542343号 猿ヶ京温泉(さるがきょうおんせん)
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猿ヶ京温泉
猿ヶ京温泉旅館協同組合(群馬県利根郡みなかみ町猿ヶ京温泉1171番地)
群馬県利根郡みなかみ町猿ヶ京温泉における温泉浴場施設を有する宿泊施設の提供/群馬県利根郡みなかみ町猿ヶ京温泉における温泉浴場施設の提供
猿ヶ京温泉旅館協同組合
昔、おなかを空かせていた手の白い猿(テジ)が若夫婦に助けられた恩を、大やけどを負った夫婦の赤ん坊を治したと言われる温泉です。源泉は無色透明で効能が豊か、しかも湯量が大変豊富です。発見以来、止むことなく湧き続ける摂氏56℃の源泉が、猿ヶ京一帯を長い間潤し続けています。
明治時代以降に生井林温泉・湯島温泉と呼ばれ、四軒の旅館が営業していましたが、昭和30年からの相俣ダム建設のために出来たダム湖(赤谷湖)に沈みました。この時もとの温泉にあった四軒の旅館(旧四軒)が場所を移し、近代的なホテル街へと生まれ変わったのが現在の猿ヶ京温泉です。猿ヶ京と言う名前は戦国時代に越後から関東に侵略してきた上杉謙信が名づけたと言う逸話が江戸時代の書物(加沢記)に書かれています。
猿ヶ京温泉の見どころとしては赤谷湖での釣りやカヌー、SUP、ウォーキングが楽しめます。車で15分ほどのところにある「たくみの里」や旧三国街道の名残見ることができる三国路自然歩道などに足を延ばすこともできます。若山牧水や与謝野晶子が訪れたことを示す歌碑公園や民話と紙芝居が楽しめる『民話と紙芝居の家』、猿ヶ京関所資料館などの文化施設があります。リンゴ狩りに、スキーにと、四季を通じて自然にも触れあえます。いろいろと足を運んで、宿に戻ってから浸かる温泉の湯の心地よさはまた格別です。
入浴することで、高血圧、動脈硬化症、リウマチ性疾患、痛風、尿酸素質、創傷などに効きます。56.5度の硫酸塩泉である無色透明のこの温泉は飲むことも可能で、慢性胆のう炎、胆石症、慢性便秘、痛風慢性消化器病などに効能があるといわれています。
[更新日 2022年5月13日]
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