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商標登録第6749708号 川尻筆(かわじりふで)

商標

川尻筆

権利者

川尻毛筆事業協同組合(広島県呉市川尻町西1丁目2-2 4F)

指定商品又は指定役務

広島県呉市川尻町で生産された毛筆/広島県呉市川尻町で生産された化粧筆

写真:川尻筆

連絡先・関連ウェブサイト

川尻毛筆事業協同組合

商品・サービスの特徴

川尻が筆と関わるようになったのは、江戸時代の末期からで、天保9年(1838年)、川尻の菊谷三蔵が摂州(現在の兵庫県)有馬から筆を仕入れ、寺子屋などに置いて販売したのが始まりです。筆の商売で成功した三蔵は、単に仕入れるだけではなく、筆の製造を村人に呼びかけました。

川尻筆が初めて造られたのは安政6年(1859年)、川尻の上野八重吉が9年間の有馬筆修行から帰った後、出雲より軸職人を雇い入れ、高品質の「ねりまぜ」を扱ったのが最初でした。やがて大量生産の「ぼんまぜ」も取り入れ、何人かの業者がこれに続き、「川尻筆」の名は次第に全国に知られるようになりました。

明治時代になると、学制の制定、小学校の改正で筆の需要が高まり、川尻筆は大いに発展し、またこの頃、全国に先駆けて株式組織による「川尻筆墨株式会社」の設立もあり、技術面、経営面でも飛躍的な進歩を遂げました。

しかし、第二次世界大戦中は、戦争に多くの職人を取られたうえ、戦後の学制の変更で学校習字が廃止されたこともあり、一時、衰えた時期もありました。

それでも川尻筆の伝統と技術は途絶えることなく、受け継がれ、昭和42年(1967年)には「川尻毛筆事業協同組合」が組織され、時代に合った経営の合理化、近代化が実現したほか、昭和46年(1971年)には学校習字が復活、昭和54年(1979年)には「ふるさと産業」、平成3年には「広島県伝統工芸品」、また平成16年には経済産業省「伝統的工芸品」に指定されるなど、川尻筆の技術と伝統は今もなお、受け継がれています。

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[更新日 2023年12月7日]

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