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途上国研修「産学連携・技術移転コース」を実施しました

2022年12月23日

2022年8月3日から8月30日にかけて、「産学連携・技術移転コース」をオンラインにて実施しました。
知財庁および技術開発の担当省庁、産学官連携推進や技術移転等の知財管理・活用およびそれらの指導・支援等に携わる大学・研究機関の職員や、企業の知財担当者等を主な対象とし、15か国24名が本コースを修了しました。

本コースは大学、研究機関等における効率的かつ効果的な知財管理手法を学ぶことを目的としています。研修においては、各国におけるIPポリシーおよび戦略についての現状や課題を共有し、知財管理、産学官連携、民間への技術移転手法等の講義・ディスカッションを行い、理解を深めました。

研修生からは、「日本の大学における知財管理方法や、効率的かつウィンウィンに技術移転を行う方法はとても実践的で、自国庁や機関の取組にどのような改善を図れるか示唆を得ることができた。」「研修期間中に自国において学界・教育者向けのコンサルティングを行う機会があったが、講義で得た知識を早速活用し支援を行ったところ、非常に好評だった。今後同僚が同様にコンサルティングを行う際にも積極的にサポートしたい。」「知的財産資産価値の評価等の日本の実践的な経験共有は非常に参考になった。現在自国庁において、発明者と大学を対象とした特許調査支援・ライセンシングと技術移転の重要性を普及啓発するプログラムを計画しており、講義で得た知識をプログラム開発に役立てたい。」といったコメントが寄せられました。

(写真1)ヒアリングセッションの様子
ヒアリングセッションの様子

[更新日 2023年12月22日]

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