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途上国研修「商標専門実務者コース」を実施しました

2023年4月5日

2022年9月8日から10月12日にかけて、「商標専門実務者コース」をオンラインと招へいのハイブリッド形式で実施しました。
知財弁護士や弁理士、企業や大学で商標の実務に携わる者等を対象とし、9か国16名が本コースを修了しました。

本コースは商標実務について理解を深め、知的財産権に関する専門家としての能力を高めることを目的としています。研修においては双方向性を意識した講義を行えるよう、オンラインでのリアルタイム配信形式も多く取り入れ、商標制度、マドリット協定議定書の概要、商標審査基準、商標情報の利用等の講義・ディスカッションを行いました。

研修生からは、「日本の商標法、先願主義・先使用制度の比較について多くのことを学んだ。その結果、日本のクライアントからの問い合わせをうまく対応できるようになった。同僚のみならず、自国政府機関にも知識を普及していきたい。」「実務でまだ経験したことが無い、商標侵害訴訟手続について学ぶことができた。」「自国では先行商標との類似性判断による商標の拒絶が頻発しているため、研修で学んだとおり、出願前にサーチを実施することを出願人に強く勧めていきたい。」といったコメントが寄せられました。

(写真)修了式の様子
修了式の様子

[更新日 2023年12月22日]

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