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2023年5月17日
2022年11月28日から12月2日にかけて、「審判コース」を招へいにて実施しました。各国知財庁で審判制度に携わる者、及び携わる予定の者を対象とし、9か国13名が参加しました。
本コースは審判制度について理解を深め、審判制度の改善及び審判制度の創設に貢献する人材を育成することを目的としております。研修においては、日本における審判制度の紹介、特許分野・商標分野に分かれての事例研究、ユーザー視点からの審判制度について講義が行われた他、各国の審判制度・運用に関する活発なディスカッションが行われました。
研修生からは、「日本の無効審判制度と異議申立て制度は自国で取り入れるつもりだ。」「(前述の制度に加えて、)取消審判制度、訂正審判制度、裁判外紛争解決手続きは興味深く、自国の法律に適した分析を行いたい。」といった声が寄せられました。また、裁判所で技術的な知識を提供するなど裁判官を補助する裁判所調査官にも関心が寄せられました。
修了式の様子
[更新日 2023年12月22日]
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