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2024年4月24日
2024年1月31日から2月8日にかけて、「商標実体審査コース」を実施しました。各国知財庁の商標審査に従事する職員を対象とし、16か国1組織21名が参加しました。
本コースは、審査基準、審査実務の専門知識について理解を深め、商標審査官に必要な専門能力を高めることを目的としています。商標に関する法令、審査基準、品質管理、商標実体審査に係る日本の経験や知識に関する講義が行われ、実際の出願例を用いたケーススタディおよびディスカッションを通して理解を深めました。
研修生からは、「日本における商標審査の概要と、商標制度に関連するさまざまな問題について最新情報を得ることができた。」「悪意の商標出願の概念は自国ではまだ新しく、最近知的財産法で言及されるようになったばかりである。この講義を受けたことは、近い将来、我々の商標部門にとって有益な財産となるであろう。」「ケーススタディの講義はいつも興味深い。事例について考え、JPOや他の研修生の視点を聞くことができるからだ。また、講師の方々の説明も非常にわかりやすかった。商標登録の可否を判断する上で、日々の業務に非常に役立つ内容であった。」といったコメントが寄せられました。
企業見学:花王株式会社 すみだ事業場にて
花王株式会社の皆様、ご協力ありがとうございました
修了式の様子
[更新日 2024年4月24日]
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