各国特許出願・審査情報の一般ユーザへの提供について

五大特許庁では、審査官を対象とした特許出願の手続や審査に関連する情報（ドシエ情報）の提供サービスを更に拡充し、一般ユーザが同様にサービスの提供を受けることができるよう協力を進めてきました。特許庁は、2016年7月より、五大特許庁や、WIPO-CASE参加庁^※のドシエ情報（PCT国際出願を含む）を提供しています。

※ WIPO-CASE参加庁のうち、2023年2月時点でドシエ情報の一般ユーザー提供を許諾している庁はイスラエル、インド、オーストラリア、カナダ、スペイン、ニュージーランド、WIPO（PCT国際出願）。今後、更なる拡大が期待される。

J-PlatPatのドシエ情報の提供サービス（ワン・ポータル・ドシエ（OPD）照会）へのリンク（外部サイトへリンク）

ドシエ情報の提供サービスの主な特徴

五大特許庁や、WIPO-CASE 参加庁のドシエ情報(PCT国際出願を含む)、台湾智慧財産局のドシエ情報を見やすい形式で一括参照することが可能です。これにより、例えば、各国における手続や審査の状況を横断的に把握することができ、また、各種書類データを容易に取得することができます。
各庁のドシエ情報の英訳も提供されるため、例えば、中国への出願に対する拒絶理由通知書について、中国語と英語で取得することが可能です。
各庁のデータベースをリアルタイムに検索するため、最新の情報を得ることが可能です。
その他、書類の種別によるフィルタ機能、付与された分類や引用された文献の一覧表示機能等、必要な情報をまとめて参照するための様々な機能が利用することが可能です。